**1936年1月1日 [#rf25635e]
 統領ムッソリーニの新年は酷く不快な目覚めと共に訪れた。

&ref(チアーノ.png,[[閣僚画像置き場]],nolink);「あけましておめでとうございます、ドゥーチェ」

&ref(ドゥーチェ.png,[[閣僚画像置き場]],nolink);「おはよう、チアーノ君。年明けだというのに騒がしいな。奴らにはチェノーネ((イタリアにおける大晦日))もエピファニア((1月6日に行われるキリスト教の祭り))も御構い無しだ」

&ref(チアーノ.png,[[閣僚画像置き場]],nolink);「不満を募らせる民衆は相も変わらず官邸前でシュプレヒコールですね」

&ref(ドゥーチェ.png,[[閣僚画像置き場]],nolink);「やはりエチオピアからの撤兵決定が原因かね?」

 野党との政治的取引によるエチオピア侵攻作戦の中止は、対外強硬姿勢を望んでいた多くの国民の反発を受けたものの粛々と撤収準備が進められている。

&ref(チアーノ.png,[[閣僚画像置き場]],nolink);
「まぁ、外交上戦争状態を維持することで最低限の面子は保たれたました。我々はベストでは無くともベターな判断をしたと思います。
寧ろファシズム国家との連帯という妥協をコミュニストから引き出させた点では、不毛の大地を掌中に収める以上の外交的勝利と言えるかもしれません」


 幾度も会期延長が繰り返された昨年度議会、ファシスト党はその最終局面においてドイツとの軍事同盟案を強行な手段で可決した。

&ref(1936年/1936.1.1 doumei.png,nolink);

&ref(ドゥーチェ.png,[[閣僚画像置き場]],nolink);
「窓の外を見たまえ。我がイタリア国民はああやって声を上げるだけで満足している。彼らには未だ闘争性が足りないのだ。
タカ派だ!もっとタカ派に偏移せよ!堅固な軍事国家を建設すれば自ずと民心も付いてこよう」


&ref(1936年/1936.1.1 idou.png,nolink);

&ref(チアーノ.png,[[閣僚画像置き場]],nolink);「了解しました。ところでドゥーチェ、例の産業改革は本日から計画が着手されるそうですね」

&ref(1936年/!936.1.1 koujyou.png,nolink);

ローマ・ミラノ・トリノ・ボローニャ・ナポリ・ジェノア・フィレンツェに工場3周、その内、ローマからボローニャまではインフラもフルに整備

&ref(ドゥーチェ.png,[[閣僚画像置き場]],nolink);「うむ。技術支援と物資援助を申し出てくれた盟邦ドイツには感謝しているよ」

&ref(1936年/1936.1.7 ODA.png,nolink);

&ref(チアーノ.png,[[閣僚画像置き場]],nolink);「不足するその他工業資源の商取引は指針通り民間へ委任、特に中小企業を優先させます」

&ref(1936年/1936.1.9 trade.png,,nolink);

&ref(ドゥーチェ.png,[[閣僚画像置き場]],nolink);「我が国では僅かな希少資源以外、資源の余剰は無いからな。リビアでは石油公団が油田掘削を進めているようだが直ぐには実るまい。それからチアーノ君、これは別件なのだが…」

&ref(チアーノ.png,[[閣僚画像置き場]],nolink);「はい、なんでしょう」

&ref(ドゥーチェ.png,[[閣僚画像置き場]],nolink);
「カラビニエリ((国家治安警察、軍組織として扱われている。服がカッコイイ))を選抜し、ドイツのSDに派遣・研修させよ。イタリアには忌々しいコミュニストを始めとする売国奴がのさばっている。
今後国策を遂行する上で彼ら敵性分子を監視する国家憲兵の設立が必要となるだろう」


&ref(チアーノ.png,[[閣僚画像置き場]],nolink);「御意。ヒムラー氏は快く受け入れてくれることでしょう」

&ref(1936年/1936.1.12 hohei blue.png,nolink);

**1936年2月22日 [#mbfb4142]

&ref(チアーノ.png,[[閣僚画像置き場]],nolink);「カラビニエリたちの研修も終了し、初期型歩兵師団の技術開発が完了しました」

&ref(ドゥーチェ.png,[[閣僚画像置き場]],nolink);「それでは憲兵付き守備隊を2ライン×2、4個師団創設したまえ」

&ref(1936年/1936.2.22 kenpei seisan.png,,nolink);

&ref(チアーノ.png,[[閣僚画像置き場]],nolink);「閣下、エチオピアからの撤兵が完了致しました。現地解散となった民兵師団は帰還しておりませんが、いずれ民間船舶を使い本土へ戻ってくる予定です」

&ref(1936年/1936.1.17 teppei2.png,,nolink);

&ref(ドゥーチェ.png,[[閣僚画像置き場]],nolink);「イタリアシンパの先住民は我が国への亡命を希望しているようだな。受け入れなさい」

&ref(1936年/1936.1.17 senjyu.png,,nolink);

&ref(チアーノ.png,[[閣僚画像置き場]],nolink);
「もちろんです、我々は民族主義者ではありません。帰還兵力については国内要所への再配置が数ヶ月内に完了するでしょう」

**1936年6月5日 [#i34c78a3]
&ref(チアーノ.png,[[閣僚画像置き場]],nolink);「フランスが内閣に左派を選出した模様です」

&ref(ドゥーチェ.png,[[閣僚画像置き場]],nolink);「首班はレオン・ブルム、人民戦線内閣か。レーニズムとは少し毛色が違うようだがコミュニズムの台頭に変わりはない」

**1936年6月9日 [#n97fe6f4]

&ref(1936年/1936.6.9 gaisyou.png,,nolink);

二人とも特性自体は同じ。
チアーノに変更すれば不満度が-3されるが、フレーバー色の強いイベント。

&ref(ドゥーチェ.png,[[閣僚画像置き場]],nolink);「世界情勢が混迷化している今、内憂外患に対処するには役割を分業すべきだ。私はこれまで以上に内政へ注力する為、君へ外相を任せることにした。引き受けてくれるね?」

&ref(チアーノ.png,[[閣僚画像置き場]],nolink);「はい。不肖ガレアッツォ・チアーノ、微力非才の身ではございますが力の限り務めさせて頂きます」

&ref(ドゥーチェ.png,[[閣僚画像置き場]],nolink);「義理とはいえ私の息子だ。期待しているぞ」


**1936年7月6日 [#i17211da]

&ref(チアーノ.png,[[閣僚画像置き場]],nolink);「ドゥーチェ、良い報告と悪い報告があります」

&ref(ドゥーチェ.png,[[閣僚画像置き場]],nolink);「良い方から聞こうか」

&ref(チアーノ.png,[[閣僚画像置き場]],nolink);「計画における最後の守備隊が創設され、所定の地域で任務に就いています。またエチオピア撤兵後の軍の再配置も終了しました」

&ref(1936年/1936.7.6 good news.png,nolink);

&ref(1936年/1936.7.6 goodnews2.png,nolink);

&ref(ドゥーチェ.png,[[閣僚画像置き場]],nolink);「それで、悪い方とは?」

&ref(チアーノ.png,[[閣僚画像置き場]],nolink);「閣下の政策に対し、共産系の団体が全国各地でデモを起こしています!!まだ暴動には発展していませんが、盛んにストライキを訴えかけています」

&ref(1936年/1936.7.6 bad news2.png,nolink);

&ref(ドゥーチェ.png,[[閣僚画像置き場]],nolink);「国内全域に戒厳令を発したまえ。経済活動への影響はなかろうね?」

&ref(チアーノ.png,[[閣僚画像置き場]],nolink);「その点についてはご安心を。軍と警察がデモ参加者を検挙、事態は無事鎮静化している模様です。しかし司法官憲に対する国民の反感は免れないでしょう」

&ref(1936年/1936.7.7 police.png,nolink);

&ref(1936年/1936.7.7 but news.png,nolink);
早期スライダー移動で爆増した不満度を、守備隊によって抑えつけている
不満度25%程度までなら実害は無い。歩兵に比べ騎兵は制圧力2倍なのが素晴らしい

&ref(ドゥーチェ.png,[[閣僚画像置き場]],nolink);「致し方ない、国家の発展に犠牲は付き物だ。それにしても不幸にも年始の読みは正しかった訳だ。民衆には飴と鞭で懐柔を図ろう」


**1936年7月18日 [#m28b039a]
&ref(チアーノ.png,[[閣僚画像置き場]],nolink);「昨日、スペイン共和国領モロッコにおいてフランコ将軍が挙兵致しました」

&ref(ドゥーチェ.png,[[閣僚画像置き場]],nolink);「陸軍の75%、空海軍はおよそ半数が反乱軍に同調したようだな」

&ref(チアーノ.png,[[閣僚画像置き場]],nolink);「我々は正統政府に対し独立の保障を表明しましたが、現地大使館からの報告によりますと本日未明に本格的な戦闘が開始されたようです」

&ref(1936年/1936.7.18 civil war3.png,nolink);

&ref(1936年/1936.7.17 hosyou.png,nolink);


&ref(ドゥーチェ.png,[[閣僚画像置き場]],nolink);「ドイツはモロッコから本土へのフランコ軍空輸に関与している。彼らはこの戦争に介入する腹づもりだ」

&ref(チアーノ.png,[[閣僚画像置き場]],nolink);「ええ。しかしここは暫く静観すべきでしょう。焦らずとも勝ち馬に乗れば良いのですから」

**1936年7月20日 [#bda8a006]
&ref(チアーノ.png,[[閣僚画像置き場]],nolink);「恐れていたことが起こってしまった」

&ref(ドゥーチェ.png,[[閣僚画像置き場]],nolink);「おはよう、チアーノ君。朝からどうしたんだね?」

&ref(チアーノ.png,[[閣僚画像置き場]],nolink);「閣下、今朝のコリエーレ((イタリア最古かつ最大手とも言える新聞))をお読み下さい…」

&ref(1936年/1936.7.20 4th international.png,nolink);

&ref(1936年/1936.7.20 4th.png,nolink);

&ref(ドゥーチェ.png,[[閣僚画像置き場]],nolink);「これは確かな筋の情報なのかね!?」

&ref(チアーノ.png,[[閣僚画像置き場]],nolink);「先ほどソビエト・フランス両政府、中国共産党から公式に通達がありました、間違いありません」

&ref(ドゥーチェ.png,[[閣僚画像置き場]],nolink);「我が国で共産主義者が活発化していたのも頷ける。彼らはこの情報を掴んでいたのだ」

&ref(チアーノ.png,[[閣僚画像置き場]],nolink);「これにより共産の勢力範囲は欧州大陸から極東に至るまで広範に渡るものとなりました」


**1936年7月24日 [#b5fe1418]
&ref(チアーノ.png,[[閣僚画像置き場]],nolink);「独ソが介入を行い始めていたスペイン内戦ですが、先の第4インターナショナル締結に合わせてフランスもスペイン人民戦線への支援を表明しました」

&ref(ドゥーチェ.png,[[閣僚画像置き場]],nolink);「ソビエトからの物資援助は多くがフランコ側によって海上阻止されているが、フランスは地続きだ。共和国政府軍へ”聖域”を提供することで、彼らに強力な支援を行うことが出来るだろう」


**1936年10月5日 [#mb0d3d73]

&ref(1936年/1936.10.2 should not intervene.png,nolink);

&ref(チアーノ.png,[[閣僚画像置き場]],nolink);「陸軍の一部若手将校からスペイン内戦への介入を求める声が強まっています。この際新兵器の運用試験も兼ね、ドイツも歩調を合わせてみては如何でしょう。これは外相として進言致します」

&ref(ドゥーチェ.png,[[閣僚画像置き場]],nolink);
「義勇軍としてフランコ政権へ軍隊を送り込むというのか?確かに彼らは劣勢だ。
欧州でこれ以上共産勢力を増長させぬためにも援助は必要だろう。しかし、政治がそれを許さないのだ。
かつてエチオピア戦役は与野党にとって台風の目となっていた。
侵攻作戦の中止を条件に彼らと手打ちした以上、その舌の根も乾かぬうちに海外派兵することは出来ないだろう。義勇軍という形であってもだ」

&ref(チアーノ.png,[[閣僚画像置き場]],nolink);「今の国内状況では派兵する余裕は無い、というのも理由ですか」

&ref(ドゥーチェ.png,[[閣僚画像置き場]],nolink);
「直截な言い方をするとイエスだ。
コミュニストのデモは各地へ伝播し、もはや手に負えない。よもや革命には発展すまいが、今は目の前の擾乱へ全力で対処すべきだと思う」


&ref(チアーノ.png,[[閣僚画像置き場]],nolink);「分かりました。閣下の言う通り部隊の派遣は見合わせましょう。しかしエチオピアの時同様、国内の右派勢力からの強い反発は必至でしょう」

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TIME:"2015-03-18 (水) 16:38:12"

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