DHマルチ対抗戦 古参vs新参
 
 
 

 
 

 

終了時データ - 陸軍

枢軸陸軍.JPG

終戦時には結構な数の戦車が揃っています。
この戦車数があれば、一、二方面で攻勢を仕掛けることが可能です。
歩兵戦力は相変わらず微小で、なぜ戦線を支えられていたのか、コレガワカラナイ。

 

連合陸軍.JPG

この内、ソ中印の歩兵550、戦車150ほどの殲滅が確定しています。
これらの軍が殲滅されると、枢軸の陸軍戦力を下回ることになるため、戦線の維持は難しかったでしょう。

 
 

終了時データ - 海軍

枢軸海軍.JPG

フランスの空母艦隊は大破しており行動不能。
イタリアの巡戦艦隊は壊滅し、初期海軍を残すのみとなっています。
バルカンとスカンジを合わせると、過剰なぐらい潜水艦が出ていますが、これはこれで役に立ちました。*1
輸送艦は比較的に多く、この数の輸送艦があったからこそ、各地に海上機動で展開できたと言えましょう。

 
 
連合海軍.JPG

日米がそれぞれ空母艦隊を二つ、豪州が超重戦艦艦隊を一つ持っており、海上戦力で枢軸を圧倒しています。
駆逐艦が多いのも特徴的ですが、これは枢軸の潜水艦への対応を迫られたためです。
深刻なのは輸送艦の不足であり、第二戦線の構築が遅れた原因はこれです。

 
 

終了時データ - 空軍

枢軸空軍.JPG

実質的に機能しているのは、ベネルクスの戦闘機とフランスのCASのみ。

 
 
連合空軍.JPG

こちらも、実質的に機能しているのは、イギリスの戦闘機のみ。
南米や日本のCASはまともに役立っておらず、半端な数しか居ない*2中米戦闘機の存在意義も分かりません。
ICの優位がありながら、イギリス以外の国がまともに戦闘機を作らなかったことで、制空権を安定的に確保しそこなっています。

 
 
 
 
 
 

 

枢軸vs連合 戦略の比較

枢軸は、一貫して、連合軍をヨーロッパ周辺で迎撃的に各個撃破するという戦略を持っていました。

連合は一貫した戦略を持っていませんでした。
当初、連合はウラル・インド要塞での籠城を計画していましたが、途中これを破棄し、正面攻勢を行っています。
この一貫性の無さは、陣営内のすれ違いとして禍根を残しました。

 
 

枢軸vs連合 内政の比較

枢軸は戦略の達成のため、開戦直後から開戦二年目あたりの段階で、いくらかズレはあっても、全員が戦力のピークを持ってきていました。

連合は全員の戦力のピークがバラバラで、中米に至っては開戦後も工場を回し続けている始末。
これでは枢軸の狙い通り、各個撃破されるのも当然と言えましょう。
また、出力する戦力に関しても、国ごとの調整ができていません。*3

 
 

枢軸vs連合 作戦の比較

枢軸は、各プレイヤーが自律的に、常になんらかの作戦を実行していました。
各々が個人でも作戦を立案・実行できるため、同時並行で作戦を進め、連合を混乱させることに成功しています。
複数国家が参加する必要がある作戦に関しては、数分間の議論で話をまとめ、実行するか延期するかを定めていました。

連合はそもそもまともに作戦が立案されていません。
枢軸の攻勢の対応に、盟主であるソ連が常にリソースを費やさせられていたという事情こそありますが、ソ連以外に余裕のある国が、作戦を立案・実行すれば良かったのです。
アメリカや日本など、枢軸の攻撃を直接に受けてない国も居たのですが、これらの国は、ソ連が苦しんでいるのを見ているだけでした。*4

 
 

枢軸vs連合 戦術の比較

枢軸は、各プレイヤーの戦術力が平均して高いため、細かく指示をしなくても、作戦達成のために最低限は必要な動きをしてくれました。

連合は、例えば独ソ正面において、盟主ソ連の指示をいちいち仰いでから動くという状態になっていました。
このため、些末な操作に足を取られ、大局的な見地が欠如すると同時に、軍の機動も攻撃も全般的に遅れ、最後の大包囲を招くこととなります。

 
 
 

枢軸vs連合 総括

枢軸は、自立して戦略、内政、作戦、戦術、どれにおいても、他人の指示を仰がなくとも、自分の頭で考えて動けるプレイヤーが揃っていました。
その上で、必要に応じて連携し、個人としてだけでなく、組織としても高いパフォーマンスを発揮することができました。

連合は、指示が無い限り棒立ちしているだけか、または意味のない奇行に走るプレイヤーばかりで、*5
なおかつ、的確な指示を飛ばせる司令塔となるプレイヤーは一人も現れませんでした。
この結果が莫大な遊兵の出現をもたらし、枢軸に局地的な戦力優位を積み重ねられる原因となりました。

 
 
 
 
 
 
 

余談 時間の使い方

日本縦.png  石炭が-100

日本縦.png  全然足りない

日本縦.png  ソ連さんください

スターリン.png  おk

このような会話が、連合陣営の中で、それなりの頻度でありました。

しかし、この会話は必要ありません。
無言で日本がソ連に石炭を要求すれば済みます。
ソ連は要求交渉が来た時点で、日本の意図を察することでしょう。

時間は限られていますから、語る必要のないものはあえて語らず、貴重なリソースを、作戦の議論や雑談に費やすべきです。

 
 

余談 連合はどうやったら勝てたのか?

1.開戦二年前まで工場をつくります。
2.開戦二年前の時点から、戦車と歩兵をバランス良く出します。
3.生産された軍を、開戦日に独ソ国境に全て集めます。
4.開戦直後から、連合全員でドイツへ突撃します。
5.枢軸は死ぬ

これは机上の空論ではなく、このAARのマルチの後日に行われた二陣営マルチで実証されました。
国力で有利な側が、ただ単に平押するだけで、不利な側は何の抵抗もできず、二ヶ月で降伏することとなっています。

 
 

余談 枢軸の隠れた勝因

このAARのマルチは、昼の13時から夜の20時まで、まとまった休憩なしでプレイされてました。
takawasiを除く枢軸勢は、一人も疲労を訴えてませんし、プレイのパフォーマンスもあまり落ちてません。
連合側は途中離脱者を多くだし、なおかつ終盤にはプレイヤーの動きが緩慢になっていました。

体力も勝敗を分かつ要因であります。筋肉は嘘をつきません。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

takawasiによる総評

プレイ終了直後、takawasiが枢軸のプレイヤーへの総評を公開しています。
以下、おおむね原文のママとなります。*6

プレイヤー名を旗に置換

 
 

鷲総評 - 枢軸各国メンバーの評価

足りない戦力をどうにかするために各自でベストを尽くして戦力捻出や戦域の限定ができた。
これがゲーム全体を通して一貫して勝利の貢献できたことである。

ルントシュテット.png 正面戦線での敵軍見てからの的確な火力運用による敵軍包囲殲滅撃破
ナポレオン.png 西部引き抜いて地中海での機動攻撃、防御を展開。空挺12砲兵による包囲戦術へのサポート、アシカ作戦での空挺貢献
ムッソリーニ.png 大西洋からのフランス上陸への阻止のための作戦指揮、スエズ突入への妨害活動で南米や日本の戦力に阻止するための作戦提案から地中海海上機動まで幅広い貢献
光るボリス.png 黒海、地中海での陸軍海上輸送での機動戦により相手を振り回せた。まとめた潜水艦隊で連合海軍への抑止と伏兵となり大西洋沿岸、スエズ防衛に貢献
オスマン縦.png トルコ要塞の管理、連合陸軍を釘付けにし続け、正面への戦力捻出を抑える貢献をした
ベネルクス縦.png 枢軸空軍の主力、無理な使用を控えつつ、HQ狙撃、慎重な制空任務をして制空権の喪失を押しとどめ正面の攻勢を支えることができた
グデーリアン.png 潜水艦で広範囲ハラス、戦闘機をRAFに溶かされるUNK、作戦提案は枢軸の戦力が少なすぎて窓が戦術殲滅を繰り返すしか手がないので提案しようがない、地味

 

鷲総評 - 枢軸各国の作戦別評価 独ソ正面戦線と総合評価

地中海戦力の海上機動がすべてを支えた。
各国最大限まで戦力を捻出しドイツの殲滅攻勢を支えた。

ルントシュテット.png 正面攻勢のメイン判断、的確に敵を撃退殲滅し続けたのは卓越した戦術能力と師団管理のおかげ
ナポレオン.png フランス歩兵を大胆に抽出、抜かれそうなトルコ要塞の救援と黒海でのバルカン戦車撤退支援など機動防御
光るボリス.png バルカン軍を地中海機動をさせてあちこちに出現させることで実際の戦力より戦力に実効行力をもたせた。
ムッソリーニ.png スエズ防衛警戒しつつもだせるだけ戦力をだした。スエズの警戒と大西洋管理しつつやった
オスマン縦.png トルコ要塞何重にもしたおかげで最後まで抜かれず、かつ戦力を拘束させた
ベネルクス縦.png 制空権をきめ細かい運用でなんとか維持、喪失したら即死だった。
グデーリアン.png HQ狙撃で3,4消すも戦闘機RAFにあたり喪失、

 

鷲総評 - 枢軸各国の作戦別評価 海上防衛作戦

ほっておくと海軍国家に戦力を投射されるので米大陸組とブリテン、日本、ララシアの邪魔をしくさる、大西洋妨害、スエズ防衛をして地中海を守る。

ムッソリーニ.png 各島の要塞、拠点化による基地提供、海軍運用と各要地の警戒継続、米大陸へのハラス
      スカンジに上陸ハラスの妨害を気づかせる(高鷲はハラス上陸輸送艦への妨害戦をあまり考えてなかった)
ナポレオン.png 空母がでるのおっそーい(SMKZ並感)!どうやらtaz帝はレジェンズ*7メンバーと組むと空母がまともに出せなくなる特性があるらしいな(名考察)*8
光るボリス.png 潜水艦10をだして伏兵として潜水艦を付け狙う姿勢を見せてイタリア海軍と連携しての連合海軍の進撃阻止に貢献してる
グデーリアン.png 1分割輸送艦を太平洋まで含めてばらまき、米軍ハラス輸送艦の付け狙いで上陸阻止、地味でつまらないなりよ、派手にギャンブルしたいなり

 

鷲総評 - 枢軸各国の作戦別評価 カーディフ強行突入

一か八かだが各国の連携のおかげで成功させた。
成功率も低そうで失敗したら降伏の場面だったけどギリギリのところで各国できること(阻止爆撃:taz、赤目、防御支援阻止空挺:窓)をしたため成功。
私は正直ちょっと防御支援入ってたら終わりだしと思って無理!と判断して単純に撤退して一文字と当たるべきだと思っていた。

よくよく考えればアバディーン1師団にするくらいだからイギリスが防備について警戒が足りないと判断すべきで分のいい賭けだと今なら思える。
紹運の判断が正解。ここは紹運が強行に主張したのが功を奏している。

もし仮に私が言ったような単純な撤退をすると連合海軍が集結した情勢だったため即連合軍のフランス上陸に繋がり敗北に繋がる場面。

 

鷲総評 - 枢軸各国の作戦別評価 最終局面の大包囲

ルントシュテット.png ヴィープリ上陸からの展開は手早く、かつ火力を喪失しないよう慎重に行われた的確な分進合撃だった。素晴らしい
光るボリス.png 個人的にはバルカン軍ののキエフ方面展開が遅かったと思う。が、クロスカウンターになっても面倒なのでここの評価は微妙、結果としてクロスカウンターを防ぎつつ
      ドイツの進撃には間に合わせた形になってるのでそれを狙っての転進タイミングなら見事と言わざるをえない、ただ早く動き出せば窓側の進撃が楽になったかも?
      でも結果だけみると窓の前進は的確で見事だったのであちらに負担掛けたことがこちらのキエフ突破に利した面があり逆によかったかも。なんともいえない
ナポレオン.png フランス軍の機動防御によって攻勢戦力を捻出することが可能となった。汚い集中空挺はこれまでの独ソ戦線で敵兵力を削ることに大きく貢献してきた
ムッソリーニ.png 防衛できるかできないか見切りを付けて各地の守備隊から兵を捻出、アシカでの成功はイギリス空軍活動抑制に貢献できたと思う、アシカでの空挺強行主張はここでも貢献した
ベネルクス縦.png 制空権維持のために尽力、地味だが喪失すれば一貫の終わりなので素晴らしい働き
オスマン縦.png トルコの二重要塞は大変意義があった、前目の要塞が抜かれていることによって突破の希望を残したから占領を張り付かせておくことができたと言える
グデーリアン.png 一応最後大包囲完成のため空挺を都合した、空軍を喪失しているのであまり貢献せず、偵察して攻勢地点、暇を活かして遊兵の指摘するくらい

 

鷲総評 - 枢軸連携について

 
ベテラン連中はやっぱある場面でどうするかが最適解で固定されてて目標が同じなため、
目標達成のための方法をどうするかのアイデア出しに集中できてとても汚い。

この状態がいわゆる絆枢軸の状態、あーベテランって汚物汚物(適当)

逆にいえば目標をちゃんと共有すればベテランじゃなくてもそれなりに絆ができるってこと、しっかりと認識しなさい(連合への戒め)。

まあガッツリやられたら大敗不可避だし、わざとしないでくれた面もあるのでしょうがないね。*9

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
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*1 上陸妨害・通商破壊などで
*2 このマルチが行われたときのマルチパッチでは、空軍は20スタックで運用するのが基本でした。
*3 例えば、日本と南米が共にCASを作っていますが、どちらかに絞るべきだったでしょう。
*4 申し訳程度に派兵はしていますが、ほとんど意味がありません。
*5 ただし、ソ連・インド・イギリスの三ヶ国は頑張っていました。
*6 読みにくいのは仕様です。
*7 第二回演習大会で結成されたチーム
*8 レジェンズのるふな氏と組んだときの艦載機つけ忘れ事件に遡る
*9 これは煽りに聞こえますね間違いない

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Last-modified: 2016-08-14 (日) 17:31:22 (794d)