前回の補足と謝辞

始めに、前回の研究スタッフ紹介のところで、説明不足及び誤解を招きかねない部分があったため、そこをお詫びするとともに補足説明を行います。

まず研究スタッフ全般について。
スカンジナビアの研究陣は、本プレイで使用している「FullkaiMOD ver1.04」においては、MOD側では全く手が加えられていない、バニラの状態となっています。*1
そのため、全般的にスウェーデンより弱体化しているのはバニラの仕様であり、パラド及びDHスタッフの査定によるものです。

そしてこの人、ボーア博士について。

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彼は本来、43年にはスカンジナビアからいなくなります。
しかし、筆者側で設定を弄り、62年*2まで在籍するように変更しております。

ボーア博士は元々デンマーク人です。史実では43年に、ナチスドイツによる占領政策が強められてきたデンマークを脱出し、アメリカへと亡命しています。
しかしこの世界では、コペンハーゲンはドイツの手に落ちること無く交戦を続けているため、ボーア博士が渡米する理由が存在していません。
よって、スカンジナビアにそのまま居続けて貰うようにした、というわけです。

ボーア博士がいるのはMOD側ではなく筆者側の設定変更によるものです。前話でこの点を明示し忘れておりました。失礼いたしました。

スカンジナビア始動

では、続きを始めていこう。

まずは7つに増えた研究ラインにニヤニヤしながら、研究をバンバンブチ込んでいく。

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4ラインしかないのに核とロケットを研究したり、電撃戦ドクトリンを進めていたりしたことから、
暗号系や野砲など、重要な部分でも遅れがちになってきていたのを、一気に取り戻しにかかる。
もちろん、核とロケットの研究も進めつつ。これは外せない。

また、爆撃機開発適性を持つ「シェラー・フライファブリック」が加入したことから、まっさらな艦載機の研究も開始する。
目指すは純国産空母機動部隊である! 駆逐艦を量産しているのはその護衛艦としての意味もあるのだ!

そして、閣僚変更で6%まで上がっている国民不満度を、温存しておいた戦争プロパガンダ・報道検閲の2ディシジョンを連打し相殺する。

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スコン、とこれでちょうど不満度は0%に。しかし数日後――

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新規独立国家で必ず起こるバッドイベントである、独立闘争イベントが発生。*3
不満度を10も頂く。重い。
まあ、北欧統合という無茶に国民の議論が百出しているのだ、という脳内補完は容易だし、やむを得ないか、とも思う。

これを、消費財をチマチマ生産しつつ、研究投資ディシジョンも交えて少しずつ解消しながら、
歩兵(6ライン)と戦車(1ライン)と要塞(4ライン)と原子炉を生産していくことになる。

43年3月のスライダー移動は、プロパガンダで独裁に1ポイント振れたのを引き戻している。

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スライダーは、こののちは開放社会に振り続けていくだけなので、今後は省略することにする。

激強英印君

43年4月23日。イギリスが日本傀儡・仏領インドシナを併合。
インドシナ半島の統一に成功した。

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英印軍を主力とした英連邦諸国軍が、中国との二正面……もとい、多正面作戦を行っている日本軍をジリジリと押して行っている。
チベット方面では、
日本が中華領を取る→イギリスが日本を敗走させる→中国軍が割って入って英日の国境を離す→また中国軍が敗走し日本が領土を取る→
という不毛極まる展開が続いている。中国はもう諦めて連合入りしろよ……

その頃の東部戦線

同時期、春のスカンジナビアVSドイツの戦線はこんな感じ。

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SSで数字が見えていないが、レニングラードに駐屯している我が軍は25個師団だ。
ドイツ軍は国境要塞に手を出そうとせず、同程度の兵力を配置して、我が軍を封鎖し続けるにとどまっている。
ソ連とのビターピースが発生すれば分からないが、とりあえず今のところは力づくで防衛線を抜こうとしては来ないようだ。
この頃、中東方面でイラク軍とドイツ軍の接触が始まっている。そちらに部隊を向けてくれればいいのだが。

なおこれは余談であるが、連合諸国軍は陸兵は寄越さないが空軍はワンサカとやってきて、ドイツ軍に無意味な空襲を仕掛けたりしている。
燃料と物資無駄遣いすんな! ただでさえ石油備蓄にヒーヒー言うてるというのに……

ソ連降伏

7月3日。バルバロッサ発動から2年と3ヶ月。
ソ連がドイツに対し降伏した。

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まあ、時間の問題であったので、残念ながら想定の範囲内の出来事である。
我がスカンジナビアの興味は、これで手の空いたドイツ軍が、果たして国境要塞に攻勢をかけてくるかどうか? ということだけだ。

あ、ちなみに、独ソの戦争は終わったが、スカンジナビア=連合国とソ連の戦争は続いているので、読者諸賢は勘違いなされないように。
もう和平しろよベリヤ、と思うのだが、イベントが組まれてないのでどうしようもないのだな……*4

なお、ドイツは東方占領地管理委員会の設立は行わず、直接統治を続けると決定しており、
これで彼の国のICは、各地の工場が復旧した43年末の時点で、実効850を突破。
欧州の帝王にふさわしい、世界一の数字となった――と、思うじゃん? 

DHFルーズベルト.png 850? 統制経済で850と言ったかね? 我が国には遠く及ばんな……

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なお同時期のアメリカは950である。
しかも自由経済&タカ派MAXで950である。
米帝式爆速生産によって、東海岸には欧州に渡らんとするタワーが林立。
太平洋では、日本海軍は既にフルボッコにされて、日本近海に逼塞の憂き目を見ている。
上の、アジアの様子を写したSS中で、蘭領ジャワ島が無事なのは、日本海軍が米海軍に破砕されているからに他ならない。

ではなぜ欧州反攻が始まらないのか。それは、イタリア海爆隊が地中海で鉄壁のガードを展開しているからである。

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ほんと何やってんだイタリア。
頑張り過ぎだろイタリア。

これ以外にも、アメリカの戦艦が残り6隻になっているなど、イタリア海爆隊は地中海に漁礁の山を作り上げている。
また、戦艦が仏伊合わせてまだ推定10隻が残っており、地中海の制海権は未だ定かではない。
無論北仏海岸では、元気いっぱいのドイツ軍が沿岸をガッチリ固めており、上陸など出来る様子ではない。
畢竟、ドイツ主要部の直近に位置する我がスカンジナビアにかかる期待も大きいというもの。頑張るぞ。

中東戦線崩壊

と、決意を新たに地道な軍拡を続けているさなか、中東から悲報が飛んできた。

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11月、イギリスはイランの併合に成功。
しかし、アゼルバイジャンからあふれ出てきたドイツ軍によって、連合軍30個師団が包囲下に置かれてしまったのである。
イギリス・自由フランス・英印・南ア・オーストラリア・カナダ・ネパール・ハイチ・イラクといった国々で構成されていた軍団が、
バグダッドにおいて見事に殲滅され、中東戦線の帰趨は一気に枢軸側に傾くことになる。

クソッ。何もしてやれん。

43年に研究した技術

核燃料分析ニールス・ボーア43年1月10日43年5月14日
緊急機動部隊ドクトリンヘルゲ・ユング43年1月10日43年10月2日
集団分散ドクトリンスカンディナビア海軍43年1月10日43年3月12日
飛行爆弾開発サーブ社43年1月10日43年7月9日
1922年型艦載機シェラー・フライファブリック43年1月11日43年3月10日
1942年型野砲ボフォースAB社43年1月11日43年3月10日
発展型計算機F・L・シュミット43年1月11日43年5月22日
1930年型艦載機シェラー・フライファブリック43年3月10日43年5月27日
1943年型対戦車砲ボフォースAB社43年3月10日43年7月27日
発展型海上侵攻ドクトリンKeMeVe社43年3月12日43年5月24日
実験用原子炉ニールス・ボーア43年5月14日43年10月1日
改良型暗号作成機F・L・シュミット43年5月22日43年7月4日
航空優勢ドクトリンビョルン・ディーセン43年5月24日43年7月28日
1932年型戦闘機シェラー・フライファブリック43年5月27日43年8月10日
改良型暗号解読機アルネ・ベールリング43年7月4日43年9月5日
飛行ロケット開発サーブ社43年7月9日43年10月28日
護衛監視防御ドクトリンスカンディナビア海軍43年7月28日43年10月11日
1934年型艦載機シェラー・フライファブリック43年8月10日43年10月27日
艦載機集中運用ドクトリンカールスクローナ海軍工廠43年10月11日43年12月11日
発展型暗号作成機アルネ・ベールリング43年9月5日43年12月12日

7ラインは偉大ですワ! 素晴らしいですワ! 
原子炉やロケットの研究も順調に進んでいる。イヒヒ。

いざ44年

中東の連合軍が排除されるのを眺めながら迎えた44年。
38年以来歩兵を延々生産し続けてきた結果、ついに手持ちの人的資源が底をついた。

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ちなみに、この頃のスカンジナビアでは、物資所要量40に対し、生産を10程度に絞り、
その分も部隊の生産と消費財に叩き込んでいた。
それをもって新たに40年型空母の建造を開始、国産機動部隊の編成を始めていた。

とりあえず一日のうち4・5時間でも物資があれば損耗は出ないのだし、
攻勢作戦に出るのはまだまだ先なのだから、物資を貯蓄しておく意味はあるまい?
兵隊諸君は誠に苦労であるが耐え忍んでもらいたい。

という考えからだったのだが、物資の貯蓄が尽きていることで、一般動員ディシジョンが発動できないことにここにきて気付く。
しまった! ってなもんである。慌てて物資生産を行い、作り溜めて、一般動員令を発動。

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動員された人的資源は1200。まあ……こんなものか? というところか。これで少ないといったら中小国に失礼だ。物足りなくはあるが。
なお、これによって地道に下げていた不満度は再び9.7まで戻ってしまった。
物資生産を切り詰めていること、一般動員によって消費財からの資金生産が半分になることから、研究投資ディシジョンの発動はもう不可能だろう。
この不満度は数年かけて、地道に下げていく他ない。
すまんな連合諸国。そんなわけでスカンジナビアは手一杯なんだ。援軍には行けないぞ。

DHFルーズベルト.png IC150にも満たない泡沫国家に期待なんぞしておらんよ。見給え。

なんだとこのクソ大統りょ……

USA! USA! USA!

44年4月、アメリカ、大陸反攻作戦を開始。
硬く守られたイタリア本土や北仏を避け、手薄であったイタリア占領下ギリシャへと大挙上陸し、1月もかけずギリシャ全土を解放、北進を開始した。

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DHFルーズベルト.png 見たかね。これが我が国の力だ――で、クソ、なんだって?

失礼しました! アメリカ万歳! アメリカ最高! 

上陸2ヶ月後には旧ユーゴ、ブルガリアに侵入。駆けつけたドイツ軍と激戦が展開されている。

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果たして南欧の戦いを制するのはどちらか。ここに安定した第3戦線が出来てくれれば、我が国も動きやすくなるのだが……

DHnヒトラー.png ギリシャに米軍? だからどうしたというのだ。インド・アフリカへの攻勢を緩めるな。

ドイツアフリカ軍集団

しかし、ギリシャでの激戦を全く意に介していないかのように、ドイツはインド・アフリカへの攻勢を継続。
6月中にスエズを越え、7月6日にはカイロ・アレクサンドリアを制圧、エジプトを併合した。

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ドイツアフリカ軍集団(なお方向は逆)の爆誕である。
インド方面でも、英印タワーと枢軸タワーがぶつかり合っている様子が見える。
カラチに100個師団タワーでも建てて止めてくれると良いのだが――

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駄目みたいですね(諦観)

いや、ダメみたいですねって言ってる場合ではない。さすがにインドまでドイツの手に落ちるのは洒落にならない。
この頃国境要塞はほぼ完成。ドイツ軍は遠巻きに眺めるだけである。
よって、引き抜ける限りの兵力を引き抜き、デンマークへと攻勢を……

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DHnヒトラー.png 封鎖の手を緩めているわけがなかろう。35年式山岳兵ごときで抜けると思うな。

dsyn。

待て、誰だ今、「44年にもなって35年式 m9(^Д^)」とか笑った奴ぁ!
改良に回すICが無いんだよ( ;∀;)
中には「前大戦型重砲」を現役で使用している36年式歩兵師団もいるくらいだからな! ワハハ!

まあ現実問題、オーフスへの攻撃は海峡越えになるため、一般歩兵や戦車をいくら投入したところでほとんど意味は無い。
海兵? 海兵研究に向いてる機関は無いし、たとえ研究しても、オーフスを突破し得るだけの数が揃うのは何年先になるのだ。

やはり突破するにはアレしかないか……と思い始めたまさにそのとき。

我は死なり、世界の破壊者なり

44年10月28日、世界は新たな戦争の姿を目にした。

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英本土より出撃したドゥーリトル爆撃隊が、ドイツ西部の大都市・エッセンに原子爆弾を投下。
同市を核の炎で焼き払ったのである。
駐留していた師団はいなかったようだが、ドイツに与えた衝撃は如何ほどだっただろうか。

そしてこの20日後、スカンジナビアにおいても、核廃棄物爆弾の理論が完成。

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ドイツはインド・アフリカで進撃を続けつつも、その前途には暗い影がさしつつあった。

44年に研究した技術

1943年型中戦車ボルボ社43年7月27日44年1月9日
原子炉の実用化ニールス・ボーア43年10月1日44年2月14日
先鋒司令部ドクトリンヘルゲ・ユング43年10月2日44年2月11日
1937年型艦載機シェラー・フライファブリック43年10月27日44年1月9日
飛行爆弾サーブ社43年10月28日44年1月26日
発展型暗号解読機アルネ・ベールリング43年12月12日44年3月24日
1943年型空母バーマイスター&ウエイン社43年12月11日44年4月17日
1940年型艦載機シェラー・フライファブリック44年1月9日44年4月3日
1940年型兵站スウェードベリ44年1月9日44年3月18日
1943年型コンピュータオッド・ハッセル44年1月26日44年6月20日
混成艦隊攻撃ドクトリンスカンディナビア海軍44年2月11日44年4月8日
原子力発電ニールス・ボーア44年2月14日44年6月12日
1943年型ロケット砲ボフォースAB社44年3月18日44年6月24日
1942年型修理スカニア・バビス44年3月24日44年6月5日
1943年型艦載機シェラー・フライファブリック44年4月3日44年8月27日
発展型偵察任務ドクトリンカールスクローナ海軍工廠44年4月8日44年6月9日
1942年型対潜バーマイスター&ウエイン社44年4月17日44年6月20日
1940年型プラントクバナー社44年6月5日44年10月21日
空母戦隊ドクトリンカールスクローナ海軍工廠44年6月9日44年8月20日
初期型洋上補給バーマイスター&ウエイン社44年6月20日44年8月8日
1942年型固定対空砲ボフォースAB社44年6月24日44年9月30日
大量生産ペニシリンLM・エリクソン社44年8月8日44年12月19日
核廃棄物爆弾ニールス・ボーア44年8月20日44年11月13日

Q:先鋒司令部ドクトリンが4ヶ月で終わってる? 緊急機動部隊ドクトリンの半分じゃん。
A:研究投資ディシジョンで青写真頂きました。青写真おいしいです。もぐもぐ。

Q:にしてもすごい量だな
A:青写真アリの技術しか研究してないので。空軍はほぼ捨ててますしね。

43・44年に連合入りし参戦した国々

ベネズエラ:43年1月15日
メキシコ:43年4月2日
エルサルバドル:43年4月16日
グアテマラ:43年5月17日
パナマ:43年6月9日
ハイチ:43年8月19日
ホンジュラス:44年6月23日





次回 スカンジナビアは原子爆弾を手にする


*1 なお、3月7日に公開されたver1.1で、スカンジナビアのスタッフが全般的に強化されています。
*2 史実の死亡年
*3 何か国を独立させたら必ず起こってるイベントあるでしょ。アレ。
*4 なおFullKaiMOD ver1.1より、スカンジ=ソ連の講和イベントが実装されました。

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Last-modified: 2016-03-08 (火) 19:07:47 (1195d)