1940年後半の世界情勢

さて。
前回のSS内にチラリと、自由フランス成立イベントのポップアップを映しておいたが、
これ以外の各国の情勢について軽く報告しておく。

もっとも、思いがけないようなことは1つしか起こっておらず、おおむねいつも通り、ではある。

まずアジアである。フランスの敗戦を受けて、9月19日に仏領インドシナが日本の衛星国となった。
後に11月13日には、タイもまた日本の衛星国となっている。
日中戦争にチベットが日本側で参戦した以外、日中戦争の泥沼具合も含めて、こちらは本当にいつも通りだ。

一方欧州では。まず、9月18日、ユーゴスラビアでクーデターが発生し、枢軸同盟から脱退。
月代わって10月1日、イタリアがギリシャに宣戦を布告。

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ハンガリーがいつ枢軸同盟入りしたのかは、生憎SSを撮っておらず定かではない。
これを受けてブルガリアが10月14日、ルーマニアが10月18日に枢軸同盟に加盟している。
スペイン国粋派は、アンダイエ会談にてドイツに義勇兵を提供することとなり、本大戦では中立を保つようだ。

11月19日、いつの間にか宣戦されていたユーゴスラビアが、これら枢軸諸国に袋叩きにされ滅亡。
併合したのはルーマニアだった。

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なお、上のSSで、イタリア軍がスエズにまで突破しているように見える。
この後パレスチナまで遮二無二進軍し、エルサレムを奪取したものの、そこで攻勢限界を迎え、
カナダ・英印・ANZAC・英本国・エジプトの各国軍の物量の前に、華麗な包囲殲滅を数度喰らった結果、
半年ほど後にはこうなっていた。

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残念ながら当然。アフリカについての記述はこんなものでよかろう。

――そして、本AAR屈指の超展開が、年の瀬も押し迫る12月10日に巻き起こった。

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ヴィシー参戦。

ギャグ?

ペタン.png 失礼な

思わず笑ってしまったが冷静に考えれば笑っている場合ではない。
陸軍は降伏イベントで消滅したが、戦艦6隻を主体とする海軍は地中海に健在だ。
ヴィシーのICは、実効169:基礎126とただ事ではない数値を維持しており、
ドイツの衛星国と化すことから、統制経済・タカ派にそれぞれ振り切れてもいる。

2・3年して陸軍が再建されてくれば、相当手強い敵となるだろう……困ったもんだ。
伍長はヴィシー枢軸入りの可能性が一番低い選択肢を選んでいるのだが、何故領土返還も賠償金停止も無しに参戦してしまったのか。
酷い確率を引いたものだ。ペタン元帥も耄碌してしまったようだ。

冬戦争2年目

さてその頃の対ソ戦線。こちらはもう本当に悪夢のような赤軍のハイパータワーを、
砲兵弾幕と弾力的防衛まで終わった電撃戦ドクトリンの硬さで、無理やり突き崩しているような状況である。

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11月17日、ヨエンスーにそびえ立っていた赤い塔を無理くり撃破。
次いでセゲージャに攻めかかる。
また、SSに映っているスウェーデン軍師団の損耗の軽さにも注目していただきたい。
ヨエンスー攻撃の最初から最後まで立ち合い、真っ先に乗り込んだ部隊にしてからがこの程度の消耗なのだ。
これが電撃戦のパワーである。

――が、セゲージャに攻め込んだとたん、ご覧の有様となった。

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126個師団タワー。過半はヨエンスーの敗残兵で激しく消耗しているとはいえ、見た目の圧迫感は尋常ではない。
安定した防衛ラインを確立するため、何とか、SS上で白線を引いたライン、
白海沿岸のケミ〜ヴィープリの線まで前進したいのだが、そのあと1プロビが本当に遠く感じる。
殴り続けていれば勝てると分かっているとはいえ、「いい加減にしてくれ」感はどうしても募る。

年が明けたころには、このタワーは171個師団にまで増築。

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スパイ*1によると、赤軍はすべて合わせて435個師団とのことであるから、
その4割程度がここに集まっているというわけだ。アホか。

冬戦争の終幕

一体いつまで殴り続けねばならんのか、とウンザリしてきた1月末、
不意にセゲージャタワーが倒壊した。

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ガッツポーズしながら最後の1プロビ・ソルダヴァラを攻撃。10個師団程度しかいなかった赤軍を早々に排除してこれを奪取。
1年以上かけて、スウェーデンはバルト海から白海にかけて、防衛ラインを構築することに成功した。
少し先のSSになるが、4月にはこんな状況になっている。

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このラインならば、ケミ・ソルダヴァラ・ヴィープリは、それぞれ1プロビからしか攻撃を受けない。
唯一2プロビに接するセゲージャには多めに師団を積み上げておき、
必要とあれば、今SS上でしているように、セゲージャを攻撃している敵師団を側面からブン殴ったり、防戦支援で駆け付けたりして守るのだ。

もう1歩進めば、防衛ラインを3プロビに集約することができるが、その1歩がいよいよ果てしなく遠い。
これまでのタワー解体作業では、常に4・5方向から攻撃を加えていたが、
もう1歩進むとなると、こちらも2方向からしか攻撃できず、ソ連軍の100個師団タワーを崩せるほどの圧力をかけられないのだ。
ひたすら殴り続ければいつかは壊せるかもしれないが、そこまでの労力と犠牲を払ってまでする価値は感じられない。

と、いうわけで、39年11月に始まった冬戦争は、この戦線で膠着。以降スウェーデン軍は日々の爆撃を鼻で笑い飛ばしながら、
ひたすら穴を掘ってべトンで固める作業を続けることになる。

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ここで陸軍総司令官の要塞建設マイナス25%が活きてくるというわけだ。
完成は44年後半だが、43年前半にはレベル6程度にはなっているはずで、
ソ連を破砕してやってくるだろうドイツ軍による攻撃にも、かなり耐えられるようになるはず。
ここにひたすら歩兵+砲兵を積み上げて、ドイツ軍に攻撃する気を失せさせるのだ。

スウェーデンはどうしても人的資源に限度がある。東西両面でドイツと戦うことはできない。
よって、カレリアは鉄とべトンの陣地で固め、最小限の兵力で固守できるようにし、
そうして抽出した兵力を北ドイツ平原に投入するのだ。
この要塞は守りの要塞であると共に、攻めるための要塞でもあるのだ。

マジノ線? 聞いたこと無いな。

穴に籠る北欧人

さて、スウェーデンはこうして穴に籠ったわけだが、とするととたんにヒマになるのがHOIの常。ここから数年単位で、世界情勢を眺める日々が続くことになる。
恐らくドイツ攻略に向けて一通りの準備が整うのは、
万が一億が一ソ連赤軍がバルバロッサを華麗に食い止め、翻弄し、撃退する、ということが起こらない限り、1947・8年あたりとなるだろう。
それまではひたすら北欧に立て籠もり続ける予定だ。というか下手に出ていけば皆殺しにされる。

現在東方防衛線は落ち着いているので、本来ならこの機に工場を建てて研究ラインを増やしていきたいのだが、
テストプレイにおいて、現状の合計70個師団余りでは、要塞レベル7であっても、ドイツ軍相手には守り切れなかった。
戦車30個・歩兵数十個他がローテーションで攻めてきて、要塞を削り取られてしまったのだ。

よって、ドイツAIがとりあえず攻めるのを諦めるくらいの数を揃え、要塞線に積んでおく必要がある。
ちょっとどの程度の数が必要か厳密には分からないが、人的資源が切れるまで作り続ければどうにかなるだろう。
……訂正。それでどうにかならなかったら、どうにもならない。

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もちろん、技術開発は連合からもたらされる青写真の山を基に、各方面*2怠りなく進めていく。

ここまでの戦果・損失比

ところで、コメント欄に、戦果40万に草を生やしておられる方がいらっしゃった。
ので、ここで陸軍の戦果・損失の表を貼っておくことにする。

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スウェーデンは既にして、戦果325万で世界一位である。露助ざまあ。
対して損失は20万と、リアルの人口を考えれば相当キツイ数字だが、ゲーム的には圧勝と言って申し分ない。
ソ連がスウェーデン以外から上げている戦果は、バルト三国や最初の東トルキスタン介入時におけるものであろう。

中国と日本の泥沼具合も中々素晴らしい。ドイツの損失少なすぎ、フランス人死に過ぎ、満州軍頑張り過ぎ、など色々言いたいことはあるが……
何よりも一番笑えたのがエチオピアの数字だった。
戦果約35万:損失約38万であるから、イタリア軍と数字の上ではほぼ互角の争いをしていた計算である。
エチオピア相手に2年もかけたことと言い、やはりイタリアはイタリア() ということなのだろうか。

ドゥーチェ.png お前は私を怒らせた。

ごめんなさいイタリア様

カレリア戦線がすっかり落ち着き、陸軍部隊へ向けられる枢軸・共産両陣営からの空襲以外、*3
特に何事もない日々が続く中、そいつらは突然やってきた。

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いたい! 海爆いたい!

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やめてイタリアさま海爆やめててて

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ごめんなさい! 馬鹿にしたの謝るからやめてください!

4月から5月にかけて行われた一連の港湾空襲によって、スウェーデン海軍は重巡2隻と輸送船1個船団を撃沈され、
更に重巡2・駆逐2が大破解体処分*4という大損害を被った。
艦隊は北辺のナルヴィクに避退せざるを得なくなった。空軍の整備を全くなおざりにしてきたツケが回ってきたというわけである。

ドゥーチェ.png 余り私を舐めない方が良い。

ただ世界を眺め

では、世界情勢を眺めつつ時間を飛ばしていこう。
41年2月、イラクでクーデターが発生。ドイツに与し対連合宣戦布告を行った。

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イタリア軍がスエズを抜けたことに反応したものであろうが、こののち、イタリア軍は一兵残らず殲滅され、
イラク・シリアもまたイギリスに併合されることになる。

ついで4月24日、MODの追加イベント・アイルランドの参戦可否イベントが発生した。

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北アイルランドを引き換えに参戦を促す、というイベントである。
同様に、枢軸側が同条件での参戦を求めるルートもある。ものの、元の国力が国力なだけに、
どっちに転ぼうと大したインパクトは与えられないのが残念ではある。

同時期、満州国で五カ年計画イベントの終了イベントが起きた。

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36年からスタートして41年まで、ということで、無事五カ年計画が満了。*5ICは実効85/基礎62にまで成長した。
きちんとエネルギーと鉄の産出量も増加しているので、本体である日本にもあまり負担をかけない素敵な属国である。

バルバロッサ発動

5月1日、ドイツがバルバロッサ作戦を発動、対ソ宣戦を行った。

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撮っておいたSSの都合上、少し日付が飛ぶが、5月22日の欧州全図がこちら。

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この時点で、ドイツとソ連のIC比較は以下の通り。

ドイツ:実効662/基礎483
ソ連:実効713/基礎427

このように、実効ICで両国の差は50しかない。
更に、ドイツにはハンガリー・ルーマニア・ヴィシーフランスといった諸国が加わるため、陣営同士のIC比は軽く200以上枢軸側に分がある。
もちろん、電撃戦と人海戦術の間には未だ埋め難い能力の差があり、
おまけに、ソ連軍はカレリア戦線に100個師団あまりを張り付け、スウェーデン軍と対峙している。

要するに、ソ連が勝てる見込みは無いと言って良い。後はどの程度粘ってくれるか、だ。

スターリン.png 馬鹿野郎俺は勝つぞお前
グデーリアン.png これを見てもまだ言えるかな?

21枚目.jpg

41年11月、開戦半年でソ連軍はドニエプル川を完全に突破され、スモレンスクまでも失陥、
モスクワまであとわずかのところにまで迫られている。
バルト戦線では比較的持ち堪えているのは、スウェーデンと対峙していた軍団が南下していったことによるものだろう。

マンシュタイン.png 赤子の手を捻るようなものですな。
スターリン.png ぐぬぬ
ドゥーチェ.png 枢軸大勝利待ったなし!
スターリン.png お前はもう無関係だろ! いい加減にしろ!
ドゥーチェ.png は?

ドゥーチェ更迭

一方その頃、アフリカではイタリアがリビアから完全に追い出されており、
これによってドゥーチェは無事更迭され、パドリオが首相に任ぜられていた。

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DHFヒトラー.png 言葉も無い。
ドゥーチェ.png 言葉も無い。

太平洋戦争勃発

更に同時期、極東では日本が英米に宣戦。9月17日に太平洋戦争が勃発した。
そのわずか2ヶ月後にタイがイギリスに併合。

23枚目.jpg

100を軽く越えるICから繰り出されるインド式人海戦術の波によって、降伏イベントの判定が間に合わなかったのだろう。
この数日後には、イギリス(インド軍)はさらに日本と同盟していたチベットをも併合。
ヒマラヤの山中から東南アジアという広大にして険阻な戦線で、日本軍との泥沼の抗争を演じることになる。

最も哀れなのは動員されているインド人であることは論を待たない。南無。

1941年に開発した技術




カンプグルッペドクトリンフォン・ローゼン40年9月18日41年7月6日
小火器製造ラインスカニア・バビス40年7月16日41年3月7日
ロケットエンジンサーブ社40年11月3日41年2月16日
1936年型軽戦車ボルボ社40年12月23日41年2月22日
1933年型駆逐艦コックムス社41年2月22日41年3月27日
1938年型軽戦車ボルボ社41年2月22日41年4月18日
車両製造ラインスカニア・バビス41年3月7日41年8月24日
1937年型駆逐艦コックムス社41年3月27日41年5月2日
1939年型軽戦車ボルボ社41年4月18日41年7月13日
1941年型駆逐艦コックムス社41年5月2日41年7月19日
1930年型空母コックムス社41年7月19日41年9月7日
1939年型中戦車ボルボ社41年7月13日41年10月5日
装甲部隊編成ドクトリンフォン・ローゼン41年7月6日41年8月25日
造船ラインスカニア・バビス41年8月24日41年11月23日
1938年型対空砲ボフォースAB社41年8月25日41年9月28日
1934年型空母コックムス社41年9月7日41年10月30日
基地防衛ドクトリンイェータヴァルケン社41年9月28日41年11月4日
1937年型空母コックムス社41年10月30日41年12月27日
船団運行ドクトリンサンドヴィーケン・イェンバルク株式会社41年11月4日41年12月21日

Q:多くね!?
A:電撃戦ドクトリンがカンプグルッペまで行き着いたこと、製造ライン系が一段落したことで研究ラインが空き、
 そこに加えて青写真込で年次が古い技術を研究していること、といった理由で凄い量になりましたね。

Q:重点は?
A:戦車と海軍。戦車の重要性は言うまでもありませんね。海軍は空母と駆逐艦に絞ります。

Q:空軍は研究せんの?
A:米英に任せます。これから一定数の装甲師団も作っていくことを考えると、どう計算しても空軍に回すICは有りません。
 半端な数作ったところで、制空権を取るどころか修理にIC取られるだけなので。





続き スウェーデンは北欧を統合する


*1 nofogは今プレイを通じて未使用
*2 核方面
*3 連日空襲関係のログだけで20くらい流れる勢いで。
*4 どうせ旧式艦。修理するICがもったいなかったので船団護衛艦に変換した
*5 したはず。

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Last-modified: 2016-03-04 (金) 14:22:43 (1268d)