一九四八年になった。

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 第二次十字軍が始まった。枢軸はBalkanには見張程度の兵しか置いていない。殲滅し戦線を満遍無く広げる。

infrastructureの発達したEuropeなのだから、今は来るのか解らない連合の上陸部隊に備えて居るだろう枢軸軍が続続と現れるはずである。

それまでにBalkanに広い戦線を構築する。枢軸軍は広く分散して軍を配置するだろう。そうならば蒙古軍は疎密を克明として軍を展開する。一方では無血の奪還を許すだろう。だが一方で夥しい出血を強いる。

Balkanの根元まで独逸人の血で線を描いたならばIstanbulに退き、疎を密とし密を疎とする。手にした領土を捨て、戦闘無き進軍故に弛緩した別の枢軸軍を骸にする。

Balkanの街街を廃墟としDonau河を血染めとして露西亜帝国の露払をする。露西亜が波蘭を支配したときには連合も上陸に成功するだろう。そうなれば戦後の事を考える必要がある。

敵は枢軸ではなく連合となり枢軸の領土を用いた陣取合戦となる。君主主義と自由主義の境をどことするのか。独逸のどこかとなるだろうか。

しかし誤算が二つあった。一つは枢軸の動きが遅い。希臘を降伏させた。もう一つは露西亜が緒戦は縦深防衛を以て敵の殲滅を優先した事である。露西亜の進軍が遅れる。

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誤算は三つとなった。蒙古軍に対する枢軸軍が想定より少ない。戦線は墺太利と波蘭に達した。疎密を付ける機を逸してしまった。

敵は散発的に無意味な突撃を繰り返すだけである。蒙古軍は戸惑いながらも敵を屠る事しかできない。

まさか露西亜に大攻勢をしかけたかと思ったがそうでもない。誘引した敵軍は消滅し露西亜軍は徐徐に西進している。軍の半分を露西亜の援護に向けた。

連合にも動きが見られない。そろそろ仏蘭西にでも上陸するときだろうと思っていたが、戦闘も起こってない気配である。亜米利加が丁抹領の島に上陸したのはいつだったか思い出せない。

蒙古軍はBaltic海に到達し波蘭と墺太利は降伏した。中立を宣言していたLithuaniaも露西亜領に戻った。Anastasia陛下は慈悲深くも他の中立国を攻める事を良しとされなかった。

芬蘭人は感激して露西亜帝国に戻るべきではないだろうか。

相変わらず枢軸にも連合にも動きは無い。奴等は本当に戦争をしているのだろうか。諜報部からの情報には枢軸軍は二百師団を超すと聞いていたが蒙古の前にいる敵は五十師団もいないと思う。


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伯林への攻撃を開始した。おれは諜報責任者の何人の首を刎ねようか考えるのに忙しく前線に出る事もなかった。伯林が落ち独逸全土を蒙古が手にした。Hitlerは死に海軍司令官のDoenitzが独逸元首となったそうだ。

亜米利加とJutlandを奪合うのも馬鹿らしい。Kielに18師団を防衛に置いて残る全軍で西進を命令した。各地に湧き始めたpartisanは露西亜軍に任せている。

これで何個目の誤算だったか。Brusselsが落ちた。いやもう数えるのも馬鹿らしい。亜米利加がAmsterdamに上陸した。露西亜帝国の西への十字軍は完遂した。巴里が落ちた。だが多くの計画が御破算である。Madridが落ちた。

大可汗に担がれたときから戦を除いて計画が上手くいった事があっただろうか。英吉利がGibraltarを奪還した。枢軸同盟は崩壊した。

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 まあいい。十字軍も終わっていない。東がまだである。Bolshevik共によって危機に瀕した露西亜から日本が居丈高に奪っていったSakhalinを取戻してこそ十字軍は完遂される。

手にしてしまったのではしょうがない。嘗て露西亜が負った韃靼の軛をEurope各国に負ってもらうとしよう。

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Last-modified: 2019-06-01 (土) 19:11:17 (23d)