一九三七年になった。

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 Anastasia皇女が皇帝に即位した露西亜だが、Kerenskiiのかま野郎が何時の間にかくたばったらしい。Romanov家に寄生する社会主義反逆者に相応しい死に顔だったそうだ。神は露西亜を見捨ててはいない。清清しい気持ちだ。

だが代わって総裁に就任したのが石頭のKolchakと聞いてうんざりした。このごろ仏蘭西と伊太利がSovietと不可侵条約を結び、亜米利加がSovietの存在を認め、Sovietは国際連盟に加盟したのは何事かと思ったが、それもこれもあのうすのろの失策だと合点した。

露西亜政府には真面な人間がいない。Kornilovも皇族を逮捕したので反逆者だ。Denikinは農奴の子風情で元帥になった身の程知らず。Rodzaevskyは見どころがあるが残念な事に平民の生まれだ。

キリル大公が薨去されたのが残念でならない。一時反逆者を支持されたが今あの方より相応しい存在はない。

しかし泥に覆われていてもRomanov家の威光に陰りはない。各国に散った露西亜人は次々と協力を申し出ているそうだ。

それと裏切り者どもが今更正気に返って露西亜に恭順を示した。Tukhachevsky、Korolev、Vavilov、Alksnisだ。陛下は寛大にも謀反人どもを受け入れた。

こんな輩が今露西亜で威張り散らしているから、おれは陛下の為Romanov家の為に距離を置いて蒙古で国に尽くしている。おれこそが白衛軍唯一の曇りない愛国者である。

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 不本意だが大可汗に祭り上げられてしまったからには、その称号に相応しい戦果を新たに掲げる必要がある。大蒙古の復活だと舞上がる蒙古人だが、彼等の目は被支配の復讐で濁っている。満洲人か漢人を殺す事ばかり考えている。素晴らしい。

成吉思のように西に興味を持つべきではない。中央亜細亜の草原は露西亜帝国の領土だからだ。蒙古人が支配する事は許されない。しかし攻め滅ぼせる勢力は一九三三年の内に全て潰し終わっているから、仕方なく今日まで軍拡に努めている。

鏖殺したと思っていた抗日guerrillaだったが生き残りがいたので、露西亜に忠誠を誓う者は登用した。そうでないのと共産主義者は入念に殺しておいた。それと内蒙古のDemchigdonrovが新たに加わった。

これによって蒙古軍は司令部二、歩兵八、騎兵三十師団まで膨れたが、これで中国を相手にするのは厳しい。人口の差が克明に表れている。日中を二虎競食させたいが間に蒙古が入ってしまったため難しい。やはり一九三三年にやりすぎた。

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 だが頭が可笑しい日本が仕出かしてくれた。MarcoPolo橋の近くで演習中の日本軍に中国軍が発砲してきたと言って大陸侵攻を開始した。MarcoPolo橋のある北京は蒙古が支配している。当然橋の周辺に日本軍も中国軍もいない。日本人全員が同じ夢でも見たのだろう。

いや日本人は武士道を誇りながら粗悪な商品を売る支離滅裂な輩だ。彼等の中では筋が通った考なのだろうと思う。何にしろこの急な開戦にあわてた中国は内蒙古の兵を減らし、河北はがら空きにした。これは蒙古軍に進駐してほしいと言う事だ。

蒋介石の統一戦線を中国のSovietが拒否した事も順番に殺してくれと言う事だ。おれは早速中国国民党にのみ宣戦布告して軍を南下させた。

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三月に始めた進駐は七月に黄河に到達し、馬家軍閥は崩壊して内蒙古は正式に蒙古領となった。途中慌てて戻ってきた中国軍は惰弱であったため降伏した者は全て首を吊るし、しない者は首を撥ね強者に生まれ変わる手助けした。

中国軍は日本軍が押し寄せればそちらに兵を向けて蒙古軍への備えを疎かにし、それで蒙古軍が進めば慌てて蒙古軍に兵を送り日本軍が動くのを繰り返した。

日本軍は蒙古軍の進路を邪魔するように動いては、伸びた戦線を中国に分断され、無意味に兵を失っている。

おれは蒙古軍に漢人が懸からば引け、退けば押せと支持した。河北を抑え内蒙古を手にしたことで目的は達した。あとは漢人の転生を効率よく手助けしていくだけである。


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Last-modified: 2019-05-26 (日) 12:39:52 (91d)