1950年 †Operation Overload †守備隊がおかれていないジョホールに空挺降下。 大半の部隊はナザリックの戦闘機に阻まれ戻ってきたが橋頭堡さえ築ければ十分。 陽動部隊(陽動といっても数の上では主力)、700個師団余りを上陸させる。 空挺部隊を温存し、敵主力が到着するまでの間にシンガポールを制圧。 だが、ここで重要なのはシンガポール制圧ではない。 次の空挺作戦までのジョホール維持である。 やってきた。 この瞬間を待っていた。 ジョホールに建設した空港から空挺部隊が出撃。第二次空挺降下。 現地のインフラが悪いために多少消耗するがそれは覚悟の上。 目的はこのタワーを叩き潰すことではなく、敵をすこしでもヨーロッパから遠く離れたこの地に引き付けることである。 第三次空挺成功。 見にくいので一時的に表示をスプライトに変更。 アロースター・ソンクラーの部隊は撤収。重要なのはマレー半島に再配置されたナザリックの部隊を閉じ込め続けることである。一匹たりともヨーロッパに戻させてはならない。 ユニークユニットが追撃に出てくるが構わず撤退。 正攻法ではどうあがいてもこいつらに勝てない。ならば補給切れに追い込めばよい。 輸送船団を撃沈し、空輸も迎撃すればどんな強敵とて無力化できる(ナザリックはたまに空輸を行ってくるので迎撃機を用意しておくのを忘れずに)。 だが、ただ包囲するだけではまだ足りない。ここの3000個師団を補給切れで文字通りに全滅させてから進軍というわけにはいかない。その間にルガーノで新しく師団が生産されてしまう。 Hoi2においていかなる敵をも無力化する最凶のプレイヤーチート、首都包囲の出番である。 人類は絶対に勝利する。 04251950 おはよう諸君 君たちに伝えたいことがある 一時間後、君たちは人類史上最も重要な戦いに参加することになる 作戦名「Overlord」 敵本部を制圧し、この世界に厄災をもたらした敵を打ち倒す 「Overload」作戦の結果、敵の主力は東南アジアに拘束された それでも欧州方面に残った敵は恐ろしく手強く、敵本部を攻略するには多大な困難が想定される おそらく作戦が終わった時にこの中で生き残っているのは高く見積もって一割だろう だが、その一割の可能性すら、「Overload」作戦の尊い犠牲がなければ存在しなかった ここで我々が怖気づいてしまえば彼らの戦いは無駄になる そして人類という種も永遠に失われる そんなことは決してあってはならない 人類の総力をあげ、「ナザリック地下大墳墓」―ルガーノを我々の手に取り戻す 我々は信教も、人種も、性別も異なるが、我々は共に闘い、苦しみ、そして死んでいった 自由の為に、人類の為に戦ってきた これまでも、これからも 我々には上帝のような人類を都合よく救ってくれる存在はいない だが、人類には我々がいる 我々ひとりひとりがこの地球における上帝なのだ 君たちに最後の望みを託す 地球のオーバーロードたち どうか人類を絶やさぬように |