ルーズベルト.pngあけましておめでとう。

ハル.pngおめでとうございます。

ハル.pngこれより、恒例の年始報告を行いたいと思います。

ハル.pngまず外交面からの報告を行います。

ハル.png現在、我が合衆国は、一昨年から引き続き、イギリスを盟主とする連合国に加盟しております。

ハル.png外交関係ですが、連合各国とは概ね良好の状態を保っております。

ハル.pngこの他にも、北欧各国やバルト地区国家、東欧国家等の中小国とも、貿易を継続する事によって昨年よりも良好な関係を保っております。

ハル.pngそれに対して、ソ連やドイツといった、今後、安全保障上の面で問題ありとされる国々に対しては、断続的にスパイを送っていた事もあり、

ハル.png軒並み関係が悪化しております。

ハル.png特にソ連においては、関係が−200という状態にあり、貿易すらままならぬ状況に至っています。

ハル.pngまた、ドイツもソ連と同様、外交関係は悪化しております。

ハル.pngとはいえ、両国とも、我が合衆国とは距離が遠い事もあって、このような状態のままでもさして問題は無いと思われます。

ハル.png外交面からは以上です。

フォード.png続きまして、軍需部門から報告いたします。

フォード.png昨年は、36年以来続く工場の増産と、大統領閣下の2度目の戦争準備令が発せられた事もあり、

フォード.png我が国は基礎IC324、実質IC275にまで成長いたしました。

フォード.png以前から申し上げていますが、我が国はまだまだ平時補正がかかったままです。

フォード.pngですが、現在の工業力は、36当時と比べて大幅に補正が解除されているため、軍備の増強もかなりやり易い状況となっています。

フォード.png今の所、工場の生産は依然として続いておりますが、現状の余剰ICはまだ24もあるため、これで歩兵師団を始めとする地上軍や、

フォード.png海軍の補助艦艇の追加生産を行う事も可能です。

ルーズベルト.png現在は、ヨークタウン級空母が完成した後のICを使って新鋭の重巡と軽巡を生産しているが、

ルーズベルト.pngそれに加えて、新たに兵力を増強できるとは。やはり、工業力が大きい事は便利な物だな。

ルーズベルト.png余剰IC24を使って何を生産するかは、クレイグに決めさせよう。

クレイグ.pngありがとうございます。

フォード.png私からの報告はこれで以上になります。

フーバー.png次に、治安と情報部門の方から私が説明させていただきます。

ルーズベルト.pngうむ。(毎度思うが、情報大臣の画像が無いから仕方が無いな)

フーバー.pngまず、治安面ですが、昨年は一貫して、国内に潜入するスパイの摘発を行いました。

フーバー.png摘発したスパイは10名に上り、派遣国はソ連、ドイツの他に、日本とイタリアも関与している事が、取り調べで明らかになりました。

フーバー.png我々は、そのスパイ派遣国に対して、段階的にスパイの潜入を行いました。

フーバー.png今の所、ソ連に10名。ドイツに7名、日本に4名、イタリアに2名のスパイを派遣させています。

フーバー.pngこのスパイ情報は、逐一軍の方にも知らせております。

フーバー.png今後も引き続き、要注意国の監視と、スパイの追加派遣を行って行くつもりです。

クレイグ.png次に、軍部から報告をさせて頂きます。

クレイグ.png昨年末に、海軍の新鋭空母4隻が竣工しました。その浮いたICを使って、現在は護衛の重巡、軽巡の建造を行っています。

クレイグ.pngこの他に、地上軍の方では司令部の編成を急ピッチで進めており、予定では今年の1月下旬に編成が完了する予定です。

クレイグ.png今年は機甲師団の編成と歩兵師団の増派、山岳兵師団の新規編成、戦闘機、戦術爆撃機の生産、編成を予定しております。

クレイグ.png計画通りに行けば、8月末までに戦車3個師団を含む15個師団と、12個飛行隊が戦闘可能になるでしょう。

クレイグ.png残った余剰IC24の使い方に関しては、海軍と陸軍航空隊の責任者と協議を行った上で決めたいと思います。

ルーズベルト.pngうむ。よろしい。

ルーズベルト.pngひとまず、状況はこの通りだな。

ルーズベルト.pngさて、今年の事だが……はっきり言って、今年は昨年とは大きく違う年になるだろう。

ルーズベルト.pngヨーロッパ方面では、ドイツの行動が特に危なげになってきている。

ルーズベルト.pngその一方で、アジア方面でも、日本が中国相手に大暴れしている。

ルーズベルト.png恐らく、この1939年は、世界史に残る出来事が起こるであろうと、私は確信している。

ルーズベルト.pngヨーロッパ方面か、アジア方面かははっきりしないが、もし戦端が開かれれば、我が合衆国は全力で相対する敵と戦うだろう。

ルーズベルト.pngその時がいつ来るかはまだ分からんが、我が合衆国は、持てる工業力を持って、その時に備えて行こう。

ルーズベルト.pngひとまず、今年は工場の生産を縮小し、代わりに軍備拡大に力を入れていく。

ルーズベルト.pngクレイグ。工場の生産をいくつか消せば、未使用のICが更に増える。軍部は、その増えた分のICを使って軍備増強に力を入れてくれ。
クレイグ.pngわかりました。必ずや、精強な軍を編成いたします。

ルーズベルト.pngうむ、頼んだぞ。それから……今年のスライダーは常備軍に振りたい。

ハル.png常備軍にですか。タカ派には振らぬのですか?

ルーズベルト.png私もタカ派に振ろうと考えたのだが……今年はかなりの確率で大規模な戦争が起こるかもしれない。

ルーズベルト.pngその時には、軍に大いに働いて貰う事になる。ここは、その大事な軍隊に少しでも力を付けて、より多くの勝利を手にして貰いたいと思ったのだ。

ルーズベルト.pngだから、今年は常備軍に振ろう。常備に振れば、指揮統制値が幾らか上がるからその分戦いやすい筈だ。

ハル.pngわかりました。では、スライダーは常備に振りましょう。

ルーズベルト.pngうむ、頼んだぞ。
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1月

1月2日
ハル.png中国戦線の状況ですが、もはや、国民党は風前の灯ですな。

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ルーズベルト.png君の言う通りだ。この状況では、あと数カ月持つか否か、だな。

ルーズベルト.png中国には支援を行った手前、もう少し粘って欲しいと思ったのだが。

ハル.pngあとは、日本の慈悲に期待するしかないでしょうな。

1月6日

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ハル.pngソ連が戦時体制に入ったようです。その3日後、ソ連政府の閣僚の1人がクビになりました。

ハル.png更迭されたのは、スターリンの腰巾着と呼ばれたエジョフ内務大臣のようです。

ハル.png情報部の分析では、拙劣な粛清のやりすぎで国内の産業基盤に損害与えた事を、スターリンに咎められた末に更迭されたようです。

ハル.png後任には、ラヴレンティー・ベリヤが就任したようです。

ルーズベルト.pngスターリンに命じられ、嬉々として大粛清した末に自分もその1人だった、とはね。

ルーズベルト.pngどこぞの笑い話のような出来事が実際に起こる……本当、共産主義の国は、まともな人間が少ない物だな。

ルーズベルト.pngとはいえ、ソ連側も無能な大臣を入れ替えた上に、戦時体制に入っている。ソ連もドイツと同様、何か企んでいるようだ。

ハル.pngはい。もはや、この世はどこもかしこも、戦争に向けてギアを上げまくっておりますな。

1月9日 

ハル.pngドイツでシャハト大臣が辞任したとの情報が入りましたが、その直後、アジア方面で大きな進展がありました。

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ハル.png中国国民党が日本に降伏し、日中戦争が終結いたしました。

ルーズベルト.pngそうか……国民党は敗北してしまったか。

ハル.pngはい。日本側は国民党の降伏を受諾後、同地に傀儡政権を樹立する事を条件に国民党の独立を承認いたしました。

ハル.pngこの結果、日本は中国大陸の利権を独占する事に成功しています。

ルーズベルト.png日本は降伏した国民党に対しては、軍の解体は行っていないようだな。

ハル.pngはい。国民党軍は降伏後も存続を認められ、現在は日中戦争で損耗した戦力を全力で回復させているとの事です。

ハル.pngもし、日本と事を構えるとなると、我々は強大な日本陸海軍と、日中戦争で否応なしに鍛えられた中国軍も相手にしなければなりません。

ハル.png特に、中国側の兵力動員数は強大な物になると予想されます。もし、中国大陸での戦闘となれば……

ルーズベルト.png我々も大いに苦しめられるかも知れんな。

ルーズベルト.pngコーデル。日本と事を構えるのは是非とも避けたい。あちらが何か行動を起こさぬ限りは、なるべく、良好な関係を維持してくれ。

ハル.pngわかりました。そのように努力いたします。

3月

3月15日

ハル.png閣下!一大事です!

ハル.pngドイツがチェコスロヴァキアを併合しました!

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ルーズベルト.pngなんと……ドイツはズデーデンラントの割譲で満足した筈ではなかったのか。

ハル.pngは……ミュンヘン会談では、我が連合国にこれ以上の拡大はしないと、確かに約束しています。

ハル.pngですが、ヒトラー氏にとって、そのような約束は、破って当然の代物だったのでしょう。

ルーズベルト.pngチェンバレンはミュンヘン会談の後、誇らしげに平和は守られたと聴衆に自慢していたが。

ルーズベルト.png今は怒りの余り、顔を真っ赤にして暴れとるだろうな。

ハル.pngチェコは併合されましたが、その後、ドイツはチェコからスロヴァキアの分離独立を認め、属国状態ではありますがスロヴァキアが誕生しました。

ハル.pngスロヴァキアはドイツと同盟を締結。ここに枢軸同盟が誕生しました。

ルーズベルト.pngドイツは大いなる戦争へ向けて、更にギアを上げた訳だな。

ルーズベルト.png来るぞ……歴史の大波が。

3月24日

ハル.pngドイツの勢いは留まる事を知りません。

ハル.png今度はリトアニアからメーメル地方を分捕りました。

ルーズベルト.png今の所は、戦争状態には至っていないようだが。

ルーズベルト.pngドイツは近い内にやらかすぞ。

ハル.pngその時は、我が合衆国が連合と共に参戦し、この強大な工業力で叩き潰すだけです。

ルーズベルト.png……叩き潰せればいいがな。

3月26日

ハル.png閣下、今度はイタリアが行動を起こしました。

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ルーズベルト.png今年の流行は領土の割譲かね?

ハル.pngそうでしょうな。

ハル.pngもっとも、アルバニアが受けたのは国の全面侵攻ですが。

ルーズベルト.pngスペイン内戦では、劣勢下の国粋派をあそこまで支え続けたイタリアだ。

ルーズベルト.pngあの内戦で鍛えられたイタリア軍相手では、アルバニアは1月も持たんだろうな。

3月30日 

ルーズベルト.pngほほう……それは喜ばしい事だ。

ハル.pngはい。これで、ドイツを左右から挟み撃ちにできます。

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ルーズベルト.pngポーランド軍は装備は旧式のようだが、戦力は50個師団以上を有していると聞いている。

ルーズベルト.pngもし対独開戦となれば、西のフランス軍と連携できるな。

ハル.pngええ。これでドイツも、そう簡単に領土拡大を狙おうとはしないでしょう。

ルーズベルト.png近い内に、フランスで連合主要国の統合参謀長会議が開かれるのだが、そこで何らかの取り決めが交わされるだろう。

ルーズベルト.png……ドイツよ、横暴を重ねられるのも長くは続かんぞ。

4月

4月4日 

ハル.pngアルバニアがイタリアに併合されました。

ハル.png情報部からの報告によりますと、現地のアルバニア軍は、イタリア軍と散発的な戦闘を行っただけで降伏したようです。

ルーズベルト.png1週間も持たなかったとは。

ハル.png小国軍の軍事力では、実戦経験のある大国の軍にはとても敵いはしません。

ハル.pngただ、アルバニアは併合されましたが、大規模な戦闘が起こらなかった事で、現地住民の被害は全くと言っていいほど無いようです。

ルーズベルト.png国は負けれど、民の命はなんとか生き長らえさせたか。

ルーズベルト.pngこれから、イタリア国民として生きていくアルバニアの民に幸あらん事を……

4月14日 

クレイグ.png大統領閣下。ただいま戻りました。

ルーズベルト.pngやあクレイグ。わざわざパリまで行って貰って本当にご苦労だったな。

ルーズベルト.pngそれで、パリでの会議はどうだったかね?

クレイグ.pngはっ………結論から申し上げますと、大いに不快な会談でした。

ルーズベルト.png何?それはどういう事だね。

クレイグ.png今から説明いたします。12日、私はパリで会議を行いました。会議には、フランス軍代表のガムラン将軍と、

クレイグ.pngイギリス軍代表のアイアンサイド将軍、そして、この私の3人が参加しました。

ルーズベルト.pngむ?他には居なかったのかね?

ルーズベルト.pngカナダや南アフリカ、オーストラリア等も居た筈だが。

クレイグ.pngいえ、英仏米の3カ国だけです。

ルーズベルト.png………それで、話はどうだったかね?

クレイグ.png結論から申しますと……英仏は今年中に戦端を開くつもりはないようです。

ルーズベルト.pngつまり、戦争をやる気は無いと言う事か。

ルーズベルト.png英仏側の戦備はあまり整っていないのかね?

クレイグ.pngはい。英仏は現在も戦力を増強中ですが、一通り、形になるのは41年頃に入ってからだそうです。

クレイグ.pngそれまでは、仮にドイツから戦争を吹っかけられても、こちらからは打って出ず、防御に徹するとの事です。

ルーズベルト.png防御に徹するだと?

ルーズベルト.pngちょっと待て!では……もしポーランドが41年までに戦争を始めたら、英仏はどうするつもりなのだ!?

クレイグ.png英仏としては、同盟国ポーランドと呼応して動くつもりは無い様です。

クレイグ.png要するに、ポーランドは捨て石にする、と言う事です。

ルーズベルト.png馬鹿な!我が軍も連合に参加しているのだぞ!

ルーズベルト.png8月末までには、戦車師団も含む15個師団を動員できる。それを英仏に貸してやる事も出来ると言うのに。

クレイグ.png私もその旨は伝えました。また、必要ならば、ドイツ本土への強襲上陸作戦も行えるとも言いました。

クレイグ.pngですが、英仏側は防御に徹するの一点張りです。

クレイグ.png特に、フランス側はドイツ国境に建設したマジノ線に頼り切っています。

ルーズベルト.png何故そうなるのだ……

ルーズベルト.png例え、兵員の質ではドイツに劣る様な事があっても、上手く連携すれば東西から挟み撃ちにする事も可能だろうに。

クレイグ.pngやはり、かの国々は、第1次大戦の恐怖を未だに引き摺っているようですな。

ルーズベルト.pngむむ……ひとまず、状況はわかった。

ルーズベルト.pngところで、この事は内密にしておくように言われているかね?

クレイグ.pngはい。特にポーランド側には絶対に漏らさないでくれとの事です。

ルーズベルト.png同盟を結んでおいてふざけるなと言いたくなるが……

ルーズベルト.pngまあいい。私も、ハルと相談して、秘密裏に英仏側に翻意を促せないか試みる。

ルーズベルト.png英仏には、何としてでも積極的になってもらうぞ。 

5月

5月5日

ハル.png閣下、ソ連でまたもや大臣の更迭です。

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ハル.png情報によりますと、更迭された閣僚は、マクシム・リトヴィノフ外務大臣のようです。

ルーズベルト.pngリトヴィノフ大臣がだと?ソ連政府の中では唯一の紳士とも言えるあの人が?

ハル.pngはい。

ルーズベルト.png……して、後任は誰なのだね?

ハル.png情報ではモロトフが外相に就任したとの事です。

ハル.pngモロトフ氏はスターリンの腹心の1人と言われており、同時に、タカ派色の強い人物のようです。

ハル.pngリトヴィノフを更迭し、モロトフを外相に据えたとなると……ソ連側も近い内に、何らかの行動を起こす可能性が非常に高いと言えます。

ルーズベルト.png今後、ソ連側はどのように動くと思うかね?

ハル.pngそこの所は、まだ何とも言えません。

ハル.pngあとしばらく、情報収集を行えば、ソ連側の動向も掴めて来るでしょう。

ルーズベルト.png情報部のケツをひっぱたく必要があるな。

6月

6月30日

ハル.png満ソ国境付近で、またもや大規模な軍事衝突が起こりました。

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ハル.png現在は停戦が成立し、ソ連政府はこの戦闘の勝利を宣言しております。

ハル.png日本側はこれに対し、ソ連側に屈する形となりましたが、満ソ国境付近では、依然として両軍の部隊が睨み合っているようです。

ルーズベルト.pngソ連側は前回の雪辱を果たせて大いに満足だろうな。

ルーズベルト.png全面戦争に至らなかったのは良い事だが。

8月

8月20日 

ハル.png閣下、今しがた、パリから戻って来ました。

ルーズベルト.pngうむ。御苦労だった。

ルーズベルト.pngそれで、英仏側の様子はどうだったね?

ハル.png酷い物です。

ハル.pngクレイグの言う通り、あちらさんは防御に徹する事しか考えておりません。

ハル.png確かに、英仏側の動員態勢はまだまだ整っておりませんが……それを差し引いても、ドイツには何とか対抗は可能な筈です。

ハル.png私も、あらゆる材料を用いて説得を試みましたが……

ハル.pngやはり、旧大陸の住人達は、我々、新大陸の植民地人の提案を受け入れたくないようです。

ルーズベルト.pngそうか。

ルーズベルト.png彼らの意思は相当に固い様だ。

ルーズベルト.pngだが、もう少し交渉をしてみよう。コーデル、君には苦労をかけるが、もう一息だけ頼む。

ルーズベルト.png我が合衆国が盟主では無いとはいえ、同じ同盟国を見捨てた仲間と嘲られては、末代までの恥だからな。

ハル.pngわかりました。引き続き、努力いたします。

8月24日

ハル.png閣下!予想外の事態が起こりました!

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ハル.pngドイツが、ソ連と不可侵条約を結んだとの事です!

ルーズベルト.png………まさか、いや……なるほど。

ルーズベルト.pngコーデル。これはしてやられたようだな。

ハル.pngと、申しますと?

ルーズベルト.png我が連合国は、ドイツを挟み込む形になるように、ポーランドと同盟を結んだ。

ルーズベルト.pngだが、ヒトラーはこれに対抗する形で、ソ連と不可侵条約を締結した。

ルーズベルト.pngつまり……独ソは連合国という大敵に対抗するため、わだかまりを捨てて、一時的ながらも手を結んだのだよ。

ハル.pngでは……ポーランドは……

ルーズベルト.png独ソという猛獣2匹に挟まれた事になるな。

ルーズベルト.pngしかし、これはチャンスでもあるぞ。

ルーズベルト.png独ソは、表面的にはいまだに同盟状態に無い。

ルーズベルト.pngこれはつまり、ソ連軍が表立って、ドイツ軍を支援できない事を意味している。

ルーズベルト.pngとなれば、もし、ドイツ軍がポーランドを襲い、我々がその背後に攻撃を仕掛けても、

ルーズベルト.pngソ連はただ、傍観するしかない訳だ。

ルーズベルト.png出来る事と言えば、外交的に妨害を行う事ぐらいで、軍事的な行動は何もできはしない。

ハル.pngなるほど。では……

ルーズベルト.png再度、英仏側と交渉したまえ。この機を逃せば、ドイツ軍を挟み撃ちで潰す機会を逃してしまうと伝えよう。

ハル.pngわかりました。

8月27日

ハル.png………閣下、必死に説得にあたりましたが、依然として、英仏側の態度は変わりません。

ハル.pngいや、それどころか、独ソ不可侵条約が結ばれてからは、対独開戦すら躊躇う言動が多くなっています。

ハル.pngもはや、ポーランドと呼応してドイツを撃滅する機会は無いと言えるでしょう。

ルーズベルト.png合衆国軍をポーランドに派遣できないだろうか?

クレイグ.pngお言葉ですが閣下。もし、ドイツが行動を起こした場合、ポーランド唯一の港があるダンツィヒへ機動軍が殺到するでしょう。

クレイグ.png現地のポーランド軍が同地を死守出来る確率は、両軍の装備を考える限り、限り無く低い物と思われます。

クレイグ.png我々も、ダンツィヒが占領された後はケーニヒスベルグやメーメルの強襲上陸を行う事も考えました。

クレイグ.pngですが、この2方面にもドイツ軍は戦力を集中配備している可能性が高く、上陸作戦は不可能であると判断しています。

クレイグ.pngそれ以前に、我が陸軍の総兵力は計15個師団です。それに対して、ドイツ軍は分かるだけでも、110個師団を有しています。

クレイグ.png兵力差は、実に10倍近く開いており、例えポーランドへの展開が可能になったとしても、ドイツ軍の機動戦術に押し潰されるのは、

クレイグ.png容易に想像できます。

ルーズベルト.pngつまり……助けたくても助けられん、と言う事か。

ハル.pngは……残酷ではありますが……

ルーズベルト.png………同盟とは、一体、何のために結ぶんであろうなぁ。

ハル.png閣下……

ルーズベルト.pngよろしい!

クレイグ.png

ハル.png……閣下、何がよろしいのでしょうか。

ルーズベルト.pngクレイグ、ハル。私は決めたぞ。

ハル.pngむ?紙と万年筆を取り出して……一体、何を書かれているのでしょうか?

ルーズベルト.png何を書いているだと?

ルーズベルト.pngなあに、連合国への軽い絶縁状さ。

ハル.pngなっ!?

ルーズベルト.pngと言うのは冗談だ。絶縁状を叩き付けて英国を襲う訳では無い……と、これで出来あがり。

ルーズベルト.pngコーデル、この文書を英国大使に渡してくれ。

ハル.pngはっ……ちょ、ちょっと待って下さい!閣下、どうかご再考を!

ルーズベルト.pngコーデル。何度も言わせないでくれ。私は既に決めたんだ。

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ルーズベルト.png我が合衆国は、本日限りで連合国を脱退する!

ルーズベルト.png同盟国の窮地に立ち向かわぬ同盟は形だけの同盟にしかならん。

ルーズベルト.png助けられなければ、同盟を結ばなければ良いのだ。常識的にはどうかと思うが、口約束で裏切るよりは幾らかマシだろう。

ルーズベルト.png英仏には悪いが、合衆国はそのような不名誉同盟に最後まで付き合う気は無い。

ルーズベルト.png英仏には、我々抜きでドイツと戦って貰う。

ハル.png……わかりました。それでは、すぐに国務省へ戻ります。

ルーズベルト.pngうむ。頼んだぞ。

クレイグ.png閣下、本当に、これで良かったのでしょうか。

ルーズベルト.png私も不安でたまらないよ。

ルーズベルト.pngだが……現時点で合衆国単独で同盟国を守れないとあれば、そして、肝心の主要国があれでは仕方あるまい。

ルーズベルト.png連中はこう言うだろう。裏切者だ、とな。

クレイグ.png我々からしたら、あちらさんの方が裏切者ですがね。

ルーズベルト.pngハハハ、君の言う通りだな。

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8月27日 アメリカ合衆国は突如、連合国からの脱退を表明した。
この突然の表明に連合各国、特に英仏からの抗議は凄まじかった。
だが、合衆国は抗議の声を受け流しながら、再び孤立主義へと戻って行った。
この時は、誰もがアメリカの我儘が始まり、今後数年は、戦争を恐れたアメリカはなんら行動に移さないだろうと思われていた。

その考えが誤りであった事は、その後しばらく経ってから明らかになるが、それは、誰の知る由もなかった。

8月30日

ハル.png閣下、ドイツがポーランドに対してダンツィヒ割譲を要求しましたが、ポーランドはこれを拒否しました。

ハル.pngそれに対し、ドイツはポーランドに宣戦布告。

ハル.pngそして……ドイツは英仏を始めとする連合国から宣戦を布告されました。

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ハル.png閣下の予想通り、第2次世界大戦が勃発いたしました!

ルーズベルト.png遂に……か。来るべき物が来てしまったな。

ハル.pngはい。遂に、ですな。

ルーズベルト.png最も、我が合衆国は連合から突発的に脱退した事もあって、ドイツとは戦争状態には無いが。

ルーズベルト.pngこれから、ポーランドは試練の時を迎えるだろう。

ルーズベルト.png英仏よ、我々が言うのも何だが、ここで目を覚ましてくれ。

ルーズベルト.pngポーランドを救えるのは、君達しかおらんのだ。

9月

9月28日

ハル.png閣下……ポーランドがドイツに併合されました。

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ハル.pngポーランドはドイツのみならず、ソ連にも領土の約半分を割譲されています。

ハル.png覚えていますかな、先月24日の独ソ不可侵条約締結を。

ハル.pngその時、独ソは対ポーランド戦でも密約を結んだようです。

ルーズベルト.pngその結果が、このポーランドの分割占領か。

ルーズベルト.png英仏が動いておれば、こうはならなかった物を……

ハル.png我々が抜けただけでは、あまり強いショックを与えられなかったようですな。

ルーズベルト.png非常に残念な事だ。まっ、外野の我々が、とやく言える立場ではないがね。

10月

10月29日

ハル.png欧州戦線は、ポーランド戦が終結した後、何ら変わらぬ状況にあります。

ハル.png航空戦こそは行われていますが、両軍の地上部隊は、国境で睨み合ったまま、たった一発の銃弾すら放つ事もありません。

ハル.pngですが、ドイツ軍は着々と、対フランス戦の準備を整えており、現在も順次、独仏国境に部隊が集結しているようです。

ハル.pngその一方で、ドイツと共にポーランドを分割併合したソ連は、近頃、フィンランドやバルト諸国に対して、外交攻勢を行っております。

ルーズベルト.png私が聞いた話では、ほぼ恫喝そのもののやり取りが行われているようだな。

ハル.pngその通りです。

ハル.png例外として、フィンランドに関しては、バルト諸国と比較して幾らか温和な条件で交渉が重ねられているようです。

ハル.pngですが、その内容も、我々から見たらかなり酷い物です。

ルーズベルト.pngソ連側のフィンランドに対する要望はなんだね?

ハル.pngなんでも、カレリア地区の国境線を30キロ北にずらした上に、国内に軍事基地を置かせてくれと言っているようです。

ハル.pngソ連側としては、代わりに土地を提供するからかなり寛大な提案であると公言しています。

ハル.pngまぁ、その代わりの土地が、どうしようもないぐらいの不毛な土地のようです。

ハル.png誰が見ても、フィンランド側が大損するのがわかりますな。

ルーズベルト.png本当に、今年は領土の割譲が流行りになっとるな。全く、中小国には酷い年だ。

11月

11月16日

ハル.png閣下、遂にソ連も大々的に動きだしました。

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ハル.pngソ連はフィンランドとの交渉決裂後、本日未明にフィンランド軍から砲撃を受けたとの声明を発すると同時に、同国に宣戦布告しました。

ルーズベルト.pngポーランドに続いてフィンランドもか。

ルーズベルト.png現地では既にソ連軍とフィンランド軍は交戦しているのかね?

ハル.pngはい。フィンランド軍は散発的に抵抗していますが、今の所は国境線から自主的に撤退しているようです。

ハル.pngおそらく、自国領深くに攻め込ませてから一気に叩く腹積もりなのでしょう。

ルーズベルト.pngよろしい。

ルーズベルト.pngコーデル、すまないが、席を外してくれないかね。

ハル.pngはっ、わかりました。

ルーズベルト.png………

11月18日 未明

ルーズベルト.pngすまないなコーデル。急に呼び出したりして。

ハル.pngいえ、別に構いませんが。

ルーズベルト.pngさて、本題に入る前に……フィンランドの状況はどうなっているかね?

ハル.pngはっ。フィンランド方面の情勢ですが、連合国はフィンランドに対して何ら反応を起こしておりません。

ハル.png英仏国内では、ソ連の一方的な侵略行為に異を唱える国民もかなりおり、政府内ではフィンランドへの支援を行っては、

ハル.pngという提案も上がったようです。

ハル.pngですが、ドイツは連合国に対して、友邦国ソ連の敵対国であるフィンランドへの援助物資は、実力を持ってでも阻止する。

ハル.pngという声明を出しており、そのせいもあってか、英仏両政府はフィンランドの苦境を無視する形となっています。

ハル.pngこれとは別に、隣国スウェーデンが表立った介入は行わないと明言したものの、秘密裏に義勇兵と援助物資を送ったようです。

http://art18.photozou.jp/pub/135/2537135/photo/134756478_org.png

ハル.pngこれによって、フィンランド軍は少ないながらも、援軍と支援を受けられた事になります。

ハル.pngですが、ソ連軍は少なくとも、50個師団以上の戦力をフィンランド方面に向かわせつつあるため、

ハル.pngフィンランドの抵抗も、そう長くは無いかと思われます。

ルーズベルト.pngうむ。状況は理解出来た。

ルーズベルト.pngつまり、フィンランドはポーランドと同様、孤立無援の状態で強敵と立ち向かうのだな。

ハル.pngそうなりますね。状況的には、ドイツが敵に回っていない分、ポーランドより幾らかマシかもしれません。

ハル.pngですが、それはほんの些細の事です。200個師団近い戦力を有するソ連が本気でかかれば、それこそ一呑みでしょうな。

ルーズベルト.pngよろしい、それでは本題に入ろう。

ルーズベルト.png我が合衆国は、この孤立無援のフィンランドに手を差し伸べようと思っている。

ハル.png合衆国が……フィンランドも喜ぶ事でしょう。

ハル.pngでは、早速物資援助の手筈を整えましょう。

ルーズベルト.png物資援助だと?いやいや、それでは小さい。

ハル.png?では、航空機や艦船でも貸与するのですか?

ルーズベルト.png貸与なぞはしないさ。

ルーズベルト.pngなぜなら、合衆国はこの戦争に全面介入するのだからな。

ハル.pngなんですと!?

ハル.pngそ、それは……つまり。

ルーズベルト.pngうむ。アメリカ合衆国は、フィンランドと共に、ソビエト連邦と戦う。

ルーズベルト.png要するに、悪辣なソビエトに対して、アメリカがその曇った目を覚ますために、正義の鉄槌を下す訳だ。

ルーズベルト.png見たまえ。

http://art54.photozou.jp/pub/135/2537135/photo/134756497_org.png

ルーズベルト.pngフィンランドと同盟できる見込みはあるぞ。

ハル.png42%ですか……高くないですな。

ルーズベルト.pngなあに、大丈夫だ。

ルーズベルト.pngそれに、この低い数値を補う手も用意し、既に実行に移している。

ルーズベルト.png今頃はヘルシンキで、彼が頑張っている頃だろう。

同日早朝 フィンランド ヘルシンキ

リティ.pngそれで、アメリカ合衆国は本当に、我が国と共にソ連と戦ってくれるのですな。

名無し.png勿論です。同盟が結ばれれば、合衆国陸海軍は全兵力をもってフィンランドに駆け付け、貴軍と共にソ連軍を打ちのめします。

名無し.pngこれは、大統領閣下のご意志でもあります。

リティ.png………わかりました。選挙期間中にこのような大事を任された事は驚きでしたが……いいでしょう。

リティ.png貴国の意思は本物のようだ。私から大統領閣下にお伝えいたします。

名無し.pngよろしくお願いします。

トルーマン.png共に、良き同盟国として、ソ連の横暴に立ち向かいましょう。

同日正午 ホワイトハウス

ハル.png閣下!朗報です!

ハル.pngフィンランド政府は、我が合衆国と同盟を結ぶ事を正式に認めました!

ハル.pngこれで、我が国はフィンランドと同盟を結べます。

ルーズベルト.png大変結構!

ルーズベルト.pngさあ、連合国よ。そして、ドイツ、ソビエト。驚くがいい。

ルーズベルト.pngこれが、アメリカ合衆国の意志だ。

http://art54.photozou.jp/pub/135/2537135/photo/134756519_org.png

同日午後3時 ソビエト連邦モスクワ

スターリン.pngモロトフ!こ、これは、一体どういう事だ!

スターリン.pngどうしてアメリカがフィンランドの側に付いたのだ!?

モロトフ.pngは、はっ……目下、情報を収集している所ですので、詳しい事はまだ……

モロトフ.png正直申しまして、私もこうなるとは、予想だにしておりませんでした。

スターリン.png馬鹿者!貴様は外務人民委員であろうが!それなのに、予想出来んかったとは何事か!?

ヴォロシーロフ.pngまあ同志、落ち着いて下さい。

ヴォロシーロフ.pngアメリカの宣戦布告は確かに衝撃的ですが、敵が軍を編成してフィンランドに派遣するまでまだ時間がかかります。

ヴォロシーロフ.pngその間にフィンランド全土を占領してしまいましょう。

ヴォロシーロフ.pngなに。フィンランド軍は30個師団足らずしかありません。

ヴォロシーロフ.pngそれに対して、我が軍がフィンランド侵攻に向けた兵力は100個師団。

ヴォロシーロフ.pngこの中には、戦車や自動車化師団といった機械化部隊も含みます。

ヴォロシーロフ.png我が赤軍の圧倒的な攻撃を受ければ、フィンランドなぞ1週間ほど、いや、4日程度で制圧できるでしょう。

ヴォロシーロフ.pngむしろ、進撃し過ぎて、スウェーデン国境を超えぬように注意しなければなりませんぞ。

スターリン.pngうむ、同志ヴォロシーロフの言う通りだな。

スターリン.png……モロトフ、今回の件に関しては、予想外の事だ。済んだ事は仕方あるまい。

スターリン.pngアメリカが敵に回ったのは痛いが、なに、連中が来る前にフィンランドを赤く染め上げてやろうじゃないか。

スターリン.png見ておれ、アメリカ人。貴様らの独善的な行動が無に帰す瞬間をな。

同日午後8時 ホワイトハウス

クレイグ.png大統領閣下、フィンランド遠征軍の編成が完了いたしました。

ルーズベルト.png早いな。

クレイグ.pngええ。もともと、対ドイツ戦に向けて待機していた部隊に、新編成の部隊を加えただけですので。

クレイグ.pngそれでは、遠征軍の説明をさせていただきます。

クレイグ.pngフィンランド遠征には、現在までに編成を終えた地上軍全てを派遣致します。

クレイグ.png地上軍は総勢で20個師団です。以下はその主力部隊です。

http://art40.photozou.jp/pub/135/2537135/photo/134756745_org.png

クレイグ.png派遣軍のうち、6個師団は戦車師団となっております。尚、遠征軍の指揮官には、ダグラス・マッカーサー将軍を任命しています。

クレイグ.pngそして、海軍に関しましては以下のようになっております。

http://art37.photozou.jp/pub/135/2537135/photo/134756763_org.png

クレイグ.png海軍は、全保有艦艇を3個の任務部隊に分けています。

クレイグ.png第15、第16任務部隊は空母を中心とする快速機動部隊です。

クレイグ.pngそして、第17任務部隊は戦艦部隊と輸送船団を合同で編成した護送艦隊です。

クレイグ.pngフィンランド遠征にあたりましては、TF15、TF16の両艦隊でフィンランド湾の制海権を確保。

クレイグ.pngTF17は地上軍の輸送と、もしもの場合の上陸支援に当たって貰います。

クレイグ.png最後に航空隊ですが、これも持てる限りの戦力を投入します。

クレイグ.png航空隊は戦闘機8個飛行隊、迎撃機4個飛行隊、戦術爆撃機12個飛行隊となっております。

クレイグ.png当初の予定では、今年末の時点でこれだけ保有している事になっていましたが、

クレイグ.png年始に余剰IC24を使えた事が幸いして、今の時点でここまで揃える事が出来ました。

クレイグ.png戦闘時には、戦闘機、迎撃機で制空権を確保してソ連軍機をフィンランド領から駆逐し、戦術爆撃機に航空支援を行わせます。

クレイグ.png遠征軍の内容については以上になります。

ルーズベルト.png将軍、1つ質問がある。

クレイグ.png何でしょうか。

ルーズベルト.png……我らがボーイズ達は、期待通りに戦えそうかね。

クレイグ.png閣下、ご心配に及びません。

クレイグ.png兵士達の士気は極めて旺盛です。

クレイグ.pngフィンランド救援軍は、フィンランド正規軍と共に戦い、必ずやソ連の侵略を撃退するでしょう。

ルーズベルト.pngうむ、大変結構!

ルーズベルト.pngそれでは将軍、遠征軍を派遣しよう。

ルーズベルト.png北欧の同盟国は、我が軍の到着を首を長くして待っている筈だ。

クレイグ.pngわかりました。すぐに船団を出港させます。

11月23日 ドイツ ベルリン

ヒトラー.pngまさか、アメリカがフィンランドの戦争に全面介入するとは思わなかったな。

ヒトラー.pngあんな特にもならん戦争に首を突っ込むとは。ルーズベルトは気が狂ったのか?

リッベントロップ.pngさあ……アメリカ情勢は複雑怪奇です。

ヒトラー.pngところで、アメリカ本土から遠征軍をのせた大艦隊がフィンランドに向かっているようだが。

ヒトラー.png我がドイツとしては、友邦ソ連に対する敵対行為を見過ごせぬと言明している。

ヒトラー.pngこのアメリカ艦隊をどうにかして引き返させる事はできないか?

レーダー.png総統閣下、それは不可能かと思われます。

レーダー.pngアメリカ艦隊は、多数の空母と戦艦を含む戦闘艦艇を護衛に付けているため、おいそれとは手を出せません。

レーダー.pngそれ以前に、我がドイツはアメリカと交戦していないため、表立っての行動は出来ぬかと。

ヒトラー.pngむむむ……アメリカ人共め。これは、明らかに挑発ではないか!

リッベントロップ.pngしかし、連合国と交戦中の我が国は、現状だけでも手一杯です。

リッベントロップ.pngそのうえ、アメリカとも事を構えるとなると、この戦争で得た優位性はたちまち失われてしまいます。

リッベントロップ.png今は耐えましょう。

ヒトラー.pngぬぬ……仕方あるまいな。

ヒトラー.pngだが見ておれ。

ヒトラー.pngこの屈辱、必ずや晴らしてくれるぞ。

11月24日

クレイグ.pngフィンランドに派遣した航空隊が現地に到着いたしました。

http://art53.photozou.jp/pub/135/2537135/photo/134756541_org.png

クレイグ.png指揮統制値が回復次第、フィンランド軍への支援を開始いたします。

ルーズベルト.pngうむ、存分に暴れてくれと伝えてくれ。

12月

12月8日

ルーズベルト.pngコーデル、フィンランドに技術援助並びに、物資援助を行いたい。

ハル.pngわかりました。どれぐらいの量を送りますか?

ルーズベルト.png全て最大量だ。

http://art56.photozou.jp/pub/135/2537135/photo/134756564_org.png

ハル.png了解しました。

ルーズベルト.pngこの技術、物資供与は定期的に行おう。同盟国に干上がって貰っては困るからな。

12月11日 

クレイグ.png指揮統制の回復した戦闘機隊が戦闘哨戒を開始しました。が、

http://art13.photozou.jp/pub/135/2537135/photo/134756591_org.png

クレイグ.pngフィンランド上空には多数のソ連戦闘機が展開しているため、今回の空戦では敗退しています。

クレイグ.pngですが、今後は他の戦闘機隊も戦闘が可能になるため、今回の様に圧倒的な数で押しまくられる事は無くなるでしょう。

ルーズベルト.pngしかし、戦闘機、迎撃機12個飛行隊では少々不安が残るな。

ルーズベルト.png現在編成中の増援部隊が来るまでは、我慢するしかないか……

12月21日 フィンランド ヘルシンキ

マンネルヘイム.pngしかし、凄い大艦隊だな。話を聞いた時は夢を見ているかと思った物だが。

マンネルヘイム.pngアメリカ軍が本当にやって来るとは、思っても見なかったぞ……

マッカーサー.png失礼ですが、貴方がフィンランド陸軍司令官のマンネルヘイム閣下ですかな?

マンネルヘイム.pngはい。私はカール・マンネルヘイム元帥と申します。

マッカーサー.png私はこの度、フィンランド救援軍司令官を拝命しました、ダグラス・マッカーサー大将と申します。

マッカーサー.pngよろしくお願いします。

マッカーサー.pngこちらは海軍派遣部隊の指揮官を務めます、アーネスト・キング提督です。

キング.pngキングです。よろしく。

マンネルヘイム.pngこちらこそ、遠いアメリカからご足労頂き、感謝の言葉もありません。

マンネルヘイム.pngそれでは、早速司令部にご案内いたします。

フィンランド軍総司令部

マンネルヘイム.png現在、ソ連軍は我が国の国境に、推定で50個師団以上の戦力を張り付けています。

マンネルヘイム.png対する我が軍は、国境線付近での防御を一部断念し、領土内奥深くに進入した敵を叩く方針で動いています。

http://art17.photozou.jp/pub/135/2537135/photo/134756617_org.png

マッカーサー.png閣下の提案通りに、我が遠征軍を配置しましたが、本当にこれでよろしかったのですかな?

マッカーサー.png予め開けられていたカヤーニ地区は昨日、ソ連軍が占領しておりますぞ。

マンネルヘイム.pngそれは予想の範囲内の事ですので、慌てる必要はありません。

マンネルヘイム.pngむしろ、これが我々の狙い目でもあります。

マンネルヘイム.pngカヤーニはクオピオ、ヨエンスー、オウル、ロヴァミエニと接しており、ここに展開する部隊でカヤーニの敵部隊を攻撃できます。

マンネルヘイム.png現在は冬で、攻撃には厳しい制限がかかりますが、それも、複数方向から同時に攻撃すれば、ある程度補える事が出来ます。

マンネルヘイム.pngこの方法で、突出して来た敵部隊を叩いていきます。

マンネルヘイム.png幸いな事に、ソ連軍はこのカヤーニに複数の師団を一気に差し向けるのではなく、

マンネルヘイム.png1師団。あるいは2師団ずつといった小兵力で五月雨式に部隊を送っています。

マンネルヘイム.png我々は、これを活かしてカヤーニの敵を叩き、敗走させる事を考えています。

マンネルヘイム.pngこのカヤーニ叩きを続ければ、しばらくの間はソ連側の大規模侵攻を防ぐ事は可能でしょう。

マッカーサー.pngつまり、敵の分力を我の全力で持って叩いて敵を敗走させると言う訳ですな。

マンネルヘイム.pngその通りです。というより、現状ではこれぐらいしかできませんが……

マッカーサー.pngいや、まだ手はありますぞ。

マンネルヘイム.pngと、申しますと?

マッカーサー.png敵を敗走させるだけでは面白くありません。逃げたとはいえ、敵に情けは不要です。

マッカーサー.png敗走する敵には、戦術爆撃機を叩き付けて壊滅させましょう。

キング.pngほう。そいつは良い手だ。

マンネルヘイム.png確かに。

マンネルヘイム.pngしかし、ソ連軍はムルマンスクとレニングラードに多数の航空隊を集結させています。

マンネルヘイム.pngつい先日、貴軍の戦闘機隊が、ソ連側の戦闘機隊との戦いで敗北していますが。

マッカーサー.png制空権の問題に関しては、我が方も12個の戦闘機隊を有しており、先日の空戦で負けた航空隊も、

マッカーサー.png近日中には戦闘行動が再開できます。

マッカーサー.pngそれに加えて、フィンランド空軍も少数ながら戦闘機隊を有しています。

マッカーサー.pngこれを加えれば、制空権は確保出来るでしょう。

キング.pngこの他に、レニングラードの航空基地を、我が機動部隊で叩く事も出来る。

キング.png陸の戦闘機隊と空母機動部隊の基地爆撃を連携してやれば、フィンランドの上空を飛ぶ赤い星の数もかなり減らす事が出来るでしょう。

マンネルヘイム.png了解しました。では、次に、これから行う攻撃作戦に関しての説明を行います。

http://art13.photozou.jp/pub/135/2537135/photo/134756638_org.png

マンネルヘイム.pngカヤーニ周辺の地域には、我がフィンランド軍とアメリカ軍、計30個師団以上が展開しています。

マンネルヘイム.pngこの部隊でもって、カヤーニのソ連軍を攻撃します。

マッカーサー.png攻撃の際には戦術爆撃機の航空支援も当てる予定ですが、よろしいですな?

マンネルヘイム.pngはい。それで構いません。

マンネルヘイム.png以降、しばらくはこの繰り返しでソ連軍の攻勢を凌いでいきます。

マッカーサー.png時期が来れば、我が軍は増援部隊をフィンランドに派遣できます。

マッカーサー.png派遣部隊の数が揃い切れば、全軍を上げて反攻作戦を開始したいのですが、元帥閣下。

マンネルヘイム.png勿論賛成です。

マンネルヘイム.png恐らく、ソ連はカヤーニを奪い返されただけでは諦めないでしょう。

マンネルヘイム.pngフィンランド軍としては、逆にコラ半島を含むソ連領土を逆占領する事で、ソ連側の経戦意欲を削げると判断しています。

マッカーサー.png私も、それが妥当だと思います。その後は、ソ連側との講和を考えておられますな?

マンネルヘイム.png無論です。我が国には、ソ連を完全征服する意思など全くありません。

マンネルヘイム.pngソ連があの要求を取り下げるのならば、いつでも矛を収めるつもりです。

12月22日

http://art16.photozou.jp/pub/135/2537135/photo/134756658_org.png

http://art55.photozou.jp/pub/135/2537135/photo/134756680_org.png

この日、カヤーニを制圧していたソ連軍は、唐突に米フィン連合軍の猛攻を受けた。
現地に展開していたソ連軍は6個師団。それに対して、米フィン軍は、実に32個師団という大兵力でもって攻撃を仕掛けてきた。
攻撃は、現地に展開していたアメリカ軍の一斉砲撃から始まった。
正午頃に始まった砲撃は、実に4時間もの間ぶっ通しで行われた。
ソ連側も砲撃で応戦したが、そこに米軍の戦術爆撃機部隊がソ連軍陣地に大空襲を仕掛けてきた。
アメリカ軍爆撃機隊は、午後1時に第1波98機、午後3時に第2波68機、午後4時に第3波120機という大群でもって押し寄せた。
一通り、爆撃と砲撃でソ連軍陣地をすき返した後は、米フィン軍歩兵師団による本格的な攻撃が始まった。
ソ連軍はこの大規模攻勢に耐え切れず、23日早朝には6個師団全てが陣地を捨て、ガンダラクシャに敗走して行った。

http://art17.photozou.jp/pub/135/2537135/photo/134756701_org.png

ちょうどその頃、ガンダラクシャには完全充足の1個師団が待機しており、カヤーニ方面軍が猛攻を受けていると聞くや、
師団の全部隊を上げて救援に向かった。
だが、それが最悪の結果をもたらす事となった。

http://art38.photozou.jp/pub/135/2537135/photo/134756718_org.png

米軍の戦術爆撃機隊は、新たにカヤーニへ向かうソ連軍を見つけるや、矛先をこの師団に変えたのである。
米軍の爆撃隊は、対空力を満足に持たぬこの師団に対して、全く容赦しなかった。
この1個師団の爆撃には、12個飛行隊全てから攻撃隊が出され、24日早朝から夕刻まで、実に5波、390機が攻撃を加える
という徹底ぶりであった。

http://art17.photozou.jp/pub/135/2537135/photo/134756731_org.png

この猛爆で師団は壊滅状態に陥り、25日早朝には、ソ連軍の編成図から削除された。

こうして、アメリカは、この初陣で見事に勝利を収めたのである。
これを境に、ソ連軍はこのフィンランド戦線で、アメリカ式物量と言う物を嫌と言うほど思い知らされる事になる。

12月末日 ホワイトハウス

ルーズベルト.png今年も残す所、あと僅かだな。

ハル.png今年は重大な決断を下しましたな。

ルーズベルト.pngうむ。第2次大戦の勃発も驚く物だが、アメリカのフィンランド戦線全面介入の方がよっぽど驚きだ。

ルーズベルト.pngと言う奴のほうが多いかも知れんぞ。

ハル.pngですな。

ハル.pngそれにしても、何故また、フィンランドに?

ハル.pngフィンランドの事は、フィンランドに任せておいても良かったのでないですか。

ルーズベルト.png実を言うとな、私も最初はそう思ったのだよ。

ルーズベルト.pngだがな……あの連合国を見ていると、少し気が変わってしまってな。

ルーズベルト.pngそれに、アメリカの近代戦争は、ほとんどが謀略や自作自演で起こした物ばかりだ。

ルーズベルト.pngこれでは全く面白くない。まぁ、政治に面白いも糞も無いが、それはともかく。

ルーズベルト.pngたまには、アメリカも義憤に駆られて戦争をするのも悪くないと思ったのだ。

ルーズベルト.pngフィンランド戦線の全面介入は、そこの所もあって実行した物だが……どうかね?

ハル.pngどうもなにも……人によっては相当厳しい評価を下されるかもしれませんぞ。

ルーズベルト.pngハハハ!それも一興。

ルーズベルト.png言いたい奴には言わせておけば良い。

ハル.pngですが、フィンランド国民にだけは悪い顔はされないでしょう。

ハル.png突発的とはいえ、大国が全面的に支援してくれるのですからね。

1939年開発の各種技術
基本型山岳師団
夜間機銃掃射ドクトリン
改良型軽戦車
先制攻撃ドクトリン
基本型中戦車
間接攻撃ドクトリン
改良型暗号作成機
分散戦闘ドクトリン
改良型歩兵師団
前線飛行任務ドクトリン
防衛計画事前策定
後方地域車両修理工場
改良型暗号解読機

星条旗の行くところ


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Last-modified: 2012-05-12 (土) 20:31:49 (2749d)