海戦考察AAR 〜アンシャン・レジームからの脱却〜
 

 

この検証の動機

スンスンおじさん.png hoi2の一般論として、艦隊の編成は、主力艦:補助艦の比率を1:1、元帥の30指揮上限ならば15:15にするものとされてきました。

スンスンおじさん.png 例えば空母15:駆逐15、戦艦15:軽巡15、などです。

スンスンおじさん.png しかしこの固定観念は間違っているのではという疑問が浮かび、実験を行いました。

スンスンおじさん.png それを待機所掲示板で発表したところ、別館で実験してくれた方がいました

スンスンおじさん.png これを受け、追加で主力艦・補助艦比率に関する検証を行いました。以下はその記録です(別館の実験とかぶっている部分もあります)。
 

実験 - 戦艦vs戦艦

スンスンおじさん.png まずは戦艦からです。 ドイツ側が戦艦30、ソ連側が戦艦15と駆逐15の編成です。

ドイツ12ソ連14 10と14.jpg

スンスンおじさん.png 結果こうなりました。 この画像だとイマイチ分かりにくいので、両者の損害を表にします。

国名主力艦損害補助艦損害
ドイツ12---
ソ連1415

スンスンおじさん.png 二回目はこうなりました

国名主力艦損害補助艦損害
ドイツ10---
ソ連1415

スンスンおじさん.png 戦艦の損害はソ連側が上ですから、この一回の海戦では、30隻側のドイツ勝利と言えます。

スンスンおじさん.png しかしドイツ側の被害も甚大です。
 

実験 - 巡戦vs巡戦

スンスンおじさん.png 次に巡洋戦艦。 戦艦と同じくドイツが30、ソ連が15:15です。 実験結果は一回目と二回目を、まとめてどうぞ。

ドイツ11ソ連12 8と13.jpg

国名主力艦損害補助艦損害
ドイツ11---
ソ連1215
国名主力艦損害補助艦損害
ドイツ---
ソ連1315

スンスンおじさん.png 戦艦とほぼ同じ結果です。 戦艦と巡洋戦艦はゲーム的にも同じ扱い(ポジション値が一緒)なので、妥当でしょう。
 

理論 - 15:15vs30の砲撃戦 なぜこの結果になったか

巡洋15vs30.jpg

スンスンおじさん.png 上の画像のポジション値に注目してください。 補助艦のいないドイツ側の方が、下回っていますね

スンスンおじさん.png ポジション値にはわかっているだけで二つの要素があります。

1.こちらの攻撃が命中する確率(自軍のポジション値)
2.こちらの攻撃が補助艦に命中する確率(敵軍のポジション値)  ※空母は例外、空母はいかなるときも主力艦を攻撃する

スンスンおじさん.png つまりポジション値が高ければ、こちらの攻撃が当たりやすくなり、敵の攻撃が補助艦にあたりやすくなる、ということです。

スンスンおじさん.png なぜ、単純に考えて総火力も総防御も上のはずのドイツ側が、もっと圧倒することができなかったのでしょうか。

スンスンおじさん.png 純粋に砲撃が当たりにくかったことがまず一つあり(この画像の場合、ドイツ側は68%の砲撃しか命中しない、ソ連側は85%)、

スンスンおじさん.png もう一つは、海戦開始直後のドイツ戦艦の砲撃が、ソ連駆逐艦に中心的に命中したことです(85%の砲撃が駆逐艦に命中した)

スンスンおじさん.png ドイツ戦艦がソ連駆逐艦を沈めている間に、ソ連戦艦はガンガンドイツ戦艦を沈めていきました

スンスンおじさん.png つまり、簡単に言えば駆逐艦が弾除けとなっていたのです。 優先的に攻撃を食らったソ連駆逐艦は全滅しましたが、ソ連戦艦の攻撃の時間を稼いだのです。

小泉純一郎.png 駆逐艦、痛みに耐えてよく頑張った! 感動した!
 

理論 - ポジション値はどのように決まる?

スンスンおじさん.png 海軍ドクトリンを進めると、最高ポジション値最低ポジション値が上がっていきます。

スンスンおじさん.png 司令官のスキル、そして主力艦と補助艦の比率で最終的なポジション値が決定します。

スンスンおじさん.png 以前から言われている通り、1:1の比率の時が最大、2:1とか補助艦の数が減れば減るほど、ポジション値は減少していきます。

スンスンおじさん.png しかし仮に30:0でも、最低ポジション値を下回ることはありません。

スンスンおじさん.png ドクトリンがある程度進めば、最低ポジション値はだいたい50~70程度は確保されます。

スンスンおじさん.png 上の画像で、ポジション値にそこまで深刻な差がついてないのは、最低ポジション値があるからなのです。

 

結論 - 戦艦・巡戦の砲撃戦時の運用

スンスンおじさん.png この結果から言えるのは、一回の海戦では、30隻側が必ず勝利するということです。

スンスンおじさん.png しかし30隻側の損害も甚大です。 なぜ火力が同じなのにここまで差がつくのかは、理論に書いた通りです。

スンスンおじさん.png また、15:15の艦隊を二つ用意し、続けて30の艦隊に突っ込ませたところ、一つ目の15艦隊は壊滅しましたが、二つ目の15艦隊にほとんど被害が出ないままま、30艦隊を撃滅することができました。

スンスンおじさん.png つまり何度か海戦をする場合、分割して補助艦をつけて戦ったほうが、有利に戦えるということです。

スンスンおじさん.png 以上から、戦艦・巡戦・重巡で、砲艦決戦する場合は、15:15の比率で運用することを奨励します。
 
 

実験 - 空母vs空母

スンスンおじさん.png 続いて空母決戦です。 例によってドイツ側が30、ソ連側が15:15です。

ドイツ0ソ連15 1と15.jpg

国名主力艦損害補助艦損害
ドイツ---
ソ連1515
国名主力艦損害補助艦損害
ドイツ---
ソ連1515

スンスンおじさん.png ご覧のように、空母30ガンギマリのドイツ側が圧勝しました

麻生太郎.png あの(ナチスの)手口見習ったらどうかね?(会場の笑い声)

谷垣禎一.png (国力が)ないです

スンスンおじさん.png そもそも、ナチとドイツ海軍は別だから・・・

スンスンおじさん.png そういうわけで空母30ガンギマリ編成の完全勝利でした。
 

理論 - 空母vs空母 なぜこの結果になったか

空母ポジション.jpg

スンスンおじさん.png 戦艦と同じく空母でも、ポジション値が小さいのは、補助艦の無いドイツ側です。

スンスンおじさん.png ここで単純に計算してみましょう。 空母の対艦攻撃力を11として、総火力はどうなったでしょうか。

ドイツ 30*11:0.67 = 221.1
ソ連  15*11*0.82 = 135.3

スンスンおじさん.png 数字だけ見るとソ連側も善戦しそうですが、当たり前ですが、沈んだ船の攻撃力は生きません

スンスンおじさん.png よって火力に優るドイツ側が、ガンガンソ連空母を沈め、ソ連側の攻撃力を奪っていったのです。

スンスンおじさん.png 前述した通り、空母の場合は絶対に主力艦を狙ってくれます。 よってポジション値の効果の二つ目が消え、数字は単なる命中率になります。

スンスンおじさん.png そうなれば純粋に火力の差が生きるのです。
 

実験 - 空母+軽空母vs空母+駆逐

スンスンおじさん.png とはいえ、現実的に空母30も揃えるのは難しいです。

スンスンおじさん.png そうなると何かしら穴埋めをしなければなりません。 ここで空母15+軽空母15と駆逐艦15で比較してみます。

軽空母vs駆逐.jpg

結果.jpg

スンスンおじさん.png 上の画像は海戦の途中のものですが、こんな結果になりました

国名空母損害軽空母or駆逐艦損害
ドイツ(軽空母)
ソ連(駆逐)15

スンスンおじさん.png 駆逐艦が見事に無視されているのが特徴です。 対して軽空母は、弾除けの役割を果たしてくれました。

スンスンおじさん.png 重巡、巡戦、戦艦も同じ役割を果たしてくれるでしょう
 

結論 - 空母の空母決戦時の運用

スンスンおじさん.png 空母決戦を挑む場合、とにかく空母の数を揃えることが重要です。

スンスンおじさん.png 空母が30に満たない場合は、軽空母や重巡などを継ぎ足して補強するようにしましょう

スンスンおじさん.png ただし、これはあくまで空母同士の決戦をする際の話です。

スンスンおじさん.png 空母vs戦艦、空母vs巡戦  このあたりだと話が変わってきます。 これは「接近ルール」に関してのページでお話しましょう。
 
 
 
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Last-modified: 2019-10-21 (月) 20:22:59 (24d)