導入 †

大正時代に頂点を迎えた「憲政の常道」は、その象徴たる犬養毅への銃弾によって崩壊した。
対外的には、関東軍の独走によって資源地帯たる満州を確保するに至ったものの、これによって対外関係は破綻の一途を辿っている。
あれもこれも、みんな政府が軍の手綱をしっかりと握れていなかったことから出たものです。
「民主主義を守り、軍部支配に抵抗できる機会は限られている。」
そう、まだ機会は残されている。
憲政を再建し、亜細亜に自主独立をもたらすのだ!
方針説明 †

というわけで、今回のAARは、大日本帝国MOD+Fullkaiにて民主主義体制を維持したまま大東亜共栄圏達成を目指すこととなります。
Fullバニラでは「限られている」と言いながら最初からファシストというのーちゃん状態でしたが、大日本帝国MODでは開始時は社会保守派となっています。
しかし、政権交代ごとに民主・左右のスライダーが決められてしまうので、独裁化してしまう政権を回避していかなければ民主主義を守ることはできません。
覚悟はいいか?俺はできてる。
また、デモクラシーを守るということで、経済も民主化(自由経済)を指向しようと思います。
大日本帝国MODでは統制経済の改良ペナルティが撤廃されているわけですが、こまけえこたあいいんだよ!
初期軍備はだいたいここの通りです。
変更点としては、守備隊(本土の防衛隊)が増えていること、民兵5個師団が歩兵に変換されていること、迎撃機が1個減っているくらいですかね。
最終的には「大東亜共通貨幣イベントの発生」「アジアリージョンから属国状態にある国をなくす」というのが目標としています。
後者については、実際に動くのは日米開戦後になると思いますが・・・
このようなAARとなる予定ですので、どうぞよろしくお願いします。
強化プラン4種盛り †

まずは大日本帝国MODの列強強化イベントですが、なんと大日本帝国には4種類もの強化プランが用意されています!
主役国の貫禄ですね!
今回は無難に通常強化を選択しますが、各種特化プランの内容は以下のようになっています。

どれもなかなか強力ですが、個人的には「空軍の航続距離+500」というのが魅力的過ぎて・・・。
GJK+Fullkaiだと戦闘機系ドクトリンがバニラのままなので、空軍重点強化で護衛戦闘機無双とかもできるかもしれませんね。
独自の資金増刷システム(GJK) †
現在、列強は恐慌による平時IC補正に襲われています。当然我らが大日本帝国も例外ではありません。
そこで、貨幣を増刷し経済政策の元手にすることとします。

ディシジョン「予算問題」は皆さんご存知かと思われますが、大日本帝国MODではこれが独自の発展を遂げています。
元の効果は不満度−、IC効率−でしたが、「貨幣の増刷」ディシジョンでは両方とも+に変更(IC効率アップは微々たるものですが)。
得られる資金額はICに応じて増加し、増刷するごとに「インフレ率」が増加。
増刷しすぎてこれが一定以上になると、ハイパーインフレイベントが発生しIC効率が暴落するという仕組みです。
もちろんランダムでインフレ率低下イベントが発生しますし、インフレ率が危険水準に達すれば、お抱え経済学者が警告してくれるディシジョンも用意されているので、初心者にも安心です!
ガンガンお札を刷っていきましょう!

そして得た資金で経済回復政策を発動!
え?早速統制経済に振ってるじゃないかって?
最終的に自由経済を目指すのであって、統制経済への移動を一切拒否するとは言っていない・・・というか経済回復政策縛りは勘弁してください!な
満州国チート!生きていたとはな †

そんな調子で威勢よくスタートした翌日、お馴染みの三陸地震です。
不満度+3に工場建てられるプロヴィンスの減少は痛いですね・・・
ここは内閣を改造し、人心を一新するとしましょう!

というわけで内閣をこのようなメンバーに変更。
−50%というイカレた能力を持つ松岡外相を筆頭に、不満度上昇率を下げる閣僚を並べました。その総計なんと−105%!
さあ、消費財に全振りしてみましょうか。

なんだこの減少量!?(驚愕)
地震と閣僚変更で溜まり溜まった不満度が一日で消し飛びましたよ?
さらに、翌日になったら消費材へのIC割り振りを0にしてみましょう。

日本人は大和魂があれば生きていける(至言)
・・・とまあ、ここまで来ればわかる方もいらっしゃるかと思いますが、かつてAoDでその名をはせた「満州国チート」と同じ現象が発生しているんですね。
参考資料―満州国漫遊記
普通は閣僚特性だけで不満度上昇率の合計が−100%超えるなんてあり得ないので、DHで対策されてないのは仕方ないと言えるでしょう。
可処分ICが30近く増加というチートもいいところな技ですが、松岡さんの特性で好戦性の低下が鈍くなるという副作用があるので釣り合って・・・ないな(確信)
民主日本ルートでは不満度が爆発する選択肢を頻繁に選ばないといけないので、この技は非常に威力を発揮することになると思います。
なお、当然資金生産が0になるので、世界中から可能な限り資金を輸入してかき集めます。
イタリアとルーマニアには石炭を売って物資を輸入しておと、物資需要が抑えられていい感じですよ。
王道を往く †

ベタに南進論で。
なお、北進ルートにはボタン一つで自由経済MAXにできる夢のようなイベント(2月26日の経済改革集会)がありますが、今回は使いません。
あくまで手動で自由経済を目指すのだ!(ガンギマリ)
ちなみに工場は現状でインフラ40%以上のプロヴィンス全てに4連続で建設開始しています。大丈夫ヘーキヘーキ、平気だって。
大胆な裁定は皇族の特権 †

伏見宮の後押しにより、海軍の条約派が粛清(予備役入り)される。地味に海軍建造時間短縮。
堀悌吉さんは五十六神に匹敵する極めて優秀な人材(スキル5に封鎖戦突破・卓越した戦術家・索敵持ちの中将)なので痛いですね・・・これは痛い・・・

なお、左近寺さんは陸軍で生き残っている模様。なんでや。
あと、この不満度減少に乗じて資金を増刷するとお得です。なお今回はこの2回目でもうインフレ率が危険水準に達するというクソ引きでした(憤怒)
フフフフフ、見せてもらおう、一部の企業や財閥のお手並みとやらを †
国債を発行したアメリカから資金をかき集めたりして・・・

「朝鮮への投資」ディシジョンを発動します。

このディシジョンは神中の神です。結果を見ていただければお分かりになるでしょう。
フレーバーイベントがスーッと効いて・・・ありがたい・・・ †

普通は気に留めるまでもない不満度の微減ですが、満州国チート(改めGJKチート)をしていると定期的に不満度を消さなくてはならないので、非常に助かります。
朝鮮はいいけど東北もね †

東北復興ディシジョンも大急ぎで発動。やはり放ってはおけません!(建前)
早く工場建設可能プロヴィンスを増やさねば(本音)
言論弾圧を加速する政党政治家の屑 †

自由と憲政を擁護する帝国政府は、このような言論界への圧迫は致しません!
何?不満度10%だって?

流石に1日では消えませんが、大した問題ではありません。
静まれ静まれぇ!
この紋所が目に入らぬか!
ハアッハッハッハッ!!
なにこれ(素)
東トルキスタンは・・・そう・・・そうねえ・・・ †

あらいらっしゃい!
陸軍をひとつ教育してくれよう †

イキリ軍人が警官と殴り合いの喧嘩を繰り広げた模様。
あのさぁ・・・

自分たちだけが陛下の赤子だとでも思っているんですかね?
これは教育やろなぁ・・・軍が譲歩して、どうぞ。

これに乗じて皇道派の粛清を目論む永田鉄山が動きましたが、これも阻止。
結果的に文民統制を強化することができました!デモクラシー万歳!不満度7%?
俺の名前は引導代わりだ。迷わず地獄へ落ちるがいい
なにこれ(素)

なお、宇垣さんの特性は陸軍師団を生産しない間は優秀なので、そのままでよいでしょう。
ヒャハハハハ、投資!投資! †
朝鮮の投資の結果が出たようです。

資金1000・90日でIC+3に工場建設プロヴィンスが増加(光州)。
驚異的な効果ですよこれは・・・
公共事業の創成と比べてみれば一目瞭然!

じゃけん間髪入れず2回目行きましょうね〜
東トルキスタン可哀そう(他人事) †

逝きました〜。
物資が足りないので支援しようにもできませんね・・・

挙句には国家元首が寝返るという斜め上の展開が起こり無事死亡。
対価がデカすぎる防空大演習 †

オイオイオイ
死ぬわアイツ
*1ほう、35年型戦略爆撃機ですか・・・たいしたものですね
*2しかも37年型護衛戦闘機もそえて戦闘力バランスもいい
オーバーテクノロジーの塊×4に青写真たんまり、おいしいです。
士気マイナス5とか戦闘機ドクトリンをちょっと研究すれば相殺できるし、問題ないでしょう。不満度8%?(ry
IC増加なしか・・・ゴミめ †

復興にも一応の目途が立ち、北部東北に工場建設が可能になりました。
さっそく開始しましょう!
統制経済特有の研究投資 †

資金がダダ余りなので、研究投資もしておきましょう。
統制経済に寄せたくはないので「十分な投資」に留めます。普段とは逆ですね。
榛名、感激です! †

実質わずかな物資だけの消費で、況申篝錣旅団フル装備の厳申篝錣鵬造されます。
当然承諾。
ヒャハハハハ、投資!投資!(2回目) †

IC+2に工場建設プロヴィンス増加(春川)。
間髪入れずに3回目を(以下略)
アブデュルケリム君ごめんね †

トルキスタン帝國の野望潰えたアブデュルケリム君が出国。
よく見ると悲しい末路を辿っていますね・・・
トルキスタン 支援 仕方なかった 物資 不足 仕方なかった
皇太子殿下ご生誕 †

万歳!万歳!
殿下のためにも明るく強い国を築かなければなりませんね!
しょっちゅう不満が爆発しながらも、33年は大過なく終えることができました。
来年も帝國と憲政のため、頑張っていきましょう!
【GJK+Fullkai日本】大東亜に光あれ >Next:1934、35年 〜ソマリランドの浜 遥か帝国の呼び声
技術開発状況 †
日付 | 技術 | 機関 | 開始したもの(機関) |
33/6/16 | 1918年型対潜戦装備 | 平賀譲 | 改良型潜水艦(三菱長崎造船所) |
33/7/10 | 基本型戦間期野砲 | 小倉陸軍造兵廠 | 初期型病院システム(小畑敏四郎) |
33/7/14 | 船団航法ドクトリン | 山本五十六 | 対潜哨戒ドクトリン(山本五十六) |
33/8/12 | 改良型水上機 | 中島飛行機 | 船団運航ドクトリン(平賀譲) |
33/10/1 | 改良型潜水艦 | 三菱長崎造船所 | サルファ剤抗生物質(武田薬品工業) |
33/10/15 | 機械化農業 | 小松製作所 | 基本的石油精製(住友鉱業) |
33/10/19 | 工程再編 | 本多光太郎 | 艦隊空母(横須賀海軍工廠) |
33/12/14 | 対潜哨戒ドクトリン | 山本五十六 | 対潜戦ハンターキラー集団(南雲忠一) |